FC2ブログ

鶴岡 荘内麺場 九九七

Categoryらーめん
IMG_3462.jpg

(2017.8.31訪問)

この日は三瀬大王がお江戸へ参勤交代という情報がありましたので、逮捕の不安なく安心して庄内へ (御曹司真似爆)

7月にオープンしたばかりの新店です。

img_0_2018021512282378d.jpeg


大昔は「ラーメン大学」その後はしばらく「つばくろ」さんとして営業されていた店舗を、居抜きのような形で若い方が受け継いだようです。

その店主さんは麺絆 英のヒデちゃんのもとで働いていたそうで、さらにそれ以前は東京でも修行されたという本格的な方なのでした。

三瀬大王のブログにその辺のことが詳しく書かれておりますので、私は触れないことにします。

ただし、この店名である「九九七」

これはやはり鶴岡、いや山形県以外に住む人間にとっては「??」と感じると思うので少しだけ解説を・・・

まぁ、ほとんどの人はご存知かと思いますが、この番号は鶴岡市の郵便番号です。

酒田は998、三瀬などは999(西置賜郡なども)ですね。

で、秋田は010~019が割り振られています。(020~は岩手県、030~は青森)

昔からなぜ山形や宮城は9百台なのに秋田は0から始まるの不思議に思っていました。

北海道も0から始まるので、北から順番に0から振っていったのだとすれば、いきなり北東北から南東北に切り替わる段階で0→9はおかしいなと。

まぁ知らなくとも生活上全く支障はありませんが、なんにでも疑問を持つことは悪いことではありませんね? (笑)

今は便利な世の中なので、すぐにグーグル先生に聞いてみることにしましたよ。




すると何の事はない、郵便番号とはかつて東京を中心とした同心円上に順に振られていったということなのでした。

そんでもって山形や宮城を含む南東北や北陸などは9××台(他に9から始まる県は沖縄県、新潟県、石川県、長野県、富山県、福井県、福島県)となり、秋田・岩手などの北東北と北海道は、その次に来る0番台となったのです。

つまり、山形は三瀬などの999番がオーラスの番号ではなく、010番台で始まる秋田の方がその次に来るので、そう考えると北海道の郵便番号が全国で一番最後の番号になるのですね。

となれば、秋田などは0というよりも、1000番台と考える方が自然ですね。

で、どうせなら日本で一番大きい?値の地区はどこなのか、日本郵便で調べてみたら、紋別市の一部で099-6×××というのがありました。これ以上の数値は検索不可でしたので、おそらくこれがラストナンバーということになるのでしょう。

わざわざ調べてみましたが、だから何なの? という声が聞こえてきそうですね。すみません、つまらなくて (反省)


というわけで「九九七」さんへ突入です!! (爆)

IMG_3461.jpg


すっかりシックな佇まいに変わりましたね~

玄関に置いてあるケヤキ?の立て看板の「オープン」の文字が良い味出してます!!
これも以前のつぱくろさんのものを塗り直したのでしょうかね。

それから、見えにくいかもしれませんが、白い暖簾にある「九九7」のなぜか最後の文字が漢数字ではなくアラビア数字の「7」というあたりに元の修行先である「G麺7」へのリスペクトか感じられるのであります。

IMG_3452.jpg

入口にある券売機で焦らずしっかり考えて、さらに慎重にボタンを押します (笑)

そんな券売機前で焦る代表が一押しの「魚介中華そば」をオーダーであります。

IMG_3451.jpg

カウンターに座ると従業員さんからタンブラーに入ったお冷が(お茶だったか?)

いろんなラーメン屋さんに行ったつもりですが、タンブラーは初めてですね。夏の暑い日は本当にありがたいです。

IMG_3453.jpg

IMG_3454.jpg

IMG_3455.jpg

おや、G麺7の店主さんからのお祝いにも九九7と書いてありますなぁ。

IMG_3456.jpg

ほどなくして着丼であります。

海苔の上に鎮座するナルトが嬉しいです。

最近ナルトの入らない中華が多くなりどことなく寂しかったのですが、こうしてセンターにまでナルトを持ってきてくれるあたり、店主の並々ならぬナルト愛を感じます (爆)

ややザックリと切られたネギですが、私には抵抗ありません。かえってネギの風味が増して美味しく感じます。

既出ですが、私は琴平荘では「ネギ」が好きです (核爆)

IMG_3458.jpg

スープはアジ干しなど様々な煮干しで取られているのか、非常に風味に溢れた魚介テイストとなっており、口の中が魚で満たされるといった感じです。

麺を持ち上げるとさらに魚介の香りがふわ~っと漂い、味覚と嗅覚における美味しさの追いかけっこが始まります。

小麦の風味も強く、麺を食べいるんだということをハッキリと自覚させてくれます。

これは旨いですなぁ・・・。





また一つここ庄内に、東京テイストと地元テイストを見事なまでに乳化させたお店の登場であります!!

ちなみに、先日ここの前をあるフードジャーナリストと通ったのですが、次回庄内入りする際には必ずや取材したいとおっしゃっておられましたなぁ。。。





11:00~14:30
日曜営業
水曜定休
22席(カウンター6席、テーブル8席、座敷8席)
関連記事

スポンサーリンク

琴平荘

0 Comments

Post a comment