ストーン・サークル?いやフラワー・サークルの平和軒 居酒屋部 七福ラーメン
Categoryらーめん
足早に去りゆく秋田の夏。
追いかけ、留めるように県北へ。

ここは「国指定重要無形民俗文化財」に指定されている「花輪ばやし」の街、鹿角市花輪。
江戸時代は南部藩に属し、明治期に秋田県に編入され落ち着く。そのせいか、未だに岩手都の結びつきも深く、秋田県としては異色の存在感がある街。
本荘からは秋田県の対角線的位置にあるため、直線距離でも160km orz。
鶴岡三瀬の方が遥かに近いのだ・・。
これまでこの街をゆっくり歩いたことがなかった。
なぜこの日、しかも陽も落ちかけたこの時間に歩いているのか。
それはこんな理由による。。

営業時間内に余裕を持って来店したのだが・・・・orz
まぁ覇王が隣に居なくても、私もそれなりの「逆持ってる」人間なので、こんなの当たり前。気にしない(爆)
でも200kmも何も食べずに運転していると流石に少しはお腹が空くというもの。
いっそ弘前まで行って煮干し中華でも食べようかと思ったが、それでは帰宅が深夜になってしまう。。
そこで思い悩んだ挙句、帰り道として通る「花輪」を探索してみることにしたのである。
しかし、ガイドブックも持ってなければ、前情報も一切持っていなかった。
そんな時に、現代ではスマホという最強ツールがあり、その中に「食べログ」他、似たようなアプリがたくさんある。
それを見れば自分の位置から近いラーメン屋などがすぐに検索できる。すごい時代になったものだのう。いゃー。おかげで大助かりである。
ではではどれどれ。花輪で有名な老舗でも探すとしよう。
・・・・・・色々吟味しながら探すこと10分。
自分的にヒットしたのは「平和軒」というお店。
創業昭和10年とある。
これは私の母の生まれた年。阪神タイガースの前身・大阪タイガースが発足した年。赤塚不二夫も生まれた年 (爆)
これは食べねばなるまい。
というわけで、平和軒さんまでスマホで道案内してもらい、すぐにとうちゃこ。

あれあれ。少々見づらいと思われるが、玄関前には安定の「準備中」の看板が orz
また「逆持ってる」の大発揮か?
でも提灯は点いてるし、中からは客らしき声も聞こてくるのだが・・。
どうやら夜の開店時間よりも少し早めに着いてしまったからなのだろう。
少しこの商店街を歩いて時間を潰してみよう。
何事も明るく良い方向にとらえたいものである。
てくてく。
いい町並みだなあ。
もうすぐ「花輪ばやし」の本番がある。
街全体でその準備が着々と進んでいるのがわかる。
子供たちも含め、祭りに携わる人達のものすごいエネルギーが一気に爆発する二日間。
もうその熱気の一部が伝わってくるような気さえする。
そんな町並みであった。

さて、平和軒へ戻ってみる。(ピンフ軒ではありませんぞ。へいわ軒なり)

んー・・・まだ準備中だぞ。 あきらかに開店時間から30分以上過ぎている。
おかしい。まさかの貸切か??
ここまで来て何も食べずに帰るのはキツイぞ・・・と思って玄関前で逡巡していると、地元の人と思しき方がジラリとして店内に入っていく。
それならばと、私も後に続く。
入ってみると・・なんとも店内では座敷の方で大人数で宴会中であった。
私は四人がけテーブル席に一人着座する。
店員、普通に「いらっしゃいませー!!」とな。
私「やってますか?」
店員「はい!!」
私「でも店の前の看板が準備中だったよ」
店員「あっ!!!"」
と言って入口へ猛ダッシュ(笑)
要するに「営業中」にひっくり返すのを忘れていたようだ・・・(苦笑)
その不注意のせいで5人のお客さんは返して損してしまったと思われるぞ(笑)

いかに街全体で「花輪ばやし」を愛しているか一発でわかるメニュー(笑)

二人の店員さんからそれぞれ持ってきてもらったお冷(笑)
のどが渇いていたのでちょうど良かった(笑)
良い方向にとらえよう(爆)
さてメニュー。




さすがここは八幡平のふもと。八幡平ポークがド~ンと。
そして「比内地鶏」はもちろん定番である。 不動の四番打者。
幸楽で有名なホルモンも。
秋田県人なら一度は耳にしたことがお有りだろう・・
「湯気の向こうに何かが見える・・」の幸楽さんである。
三遊亭ではないぞよ (苦笑)
ここ平和軒さんでもそんなきっちりホルモン鍋をご用意。
それほどホルモン文化が根付いていると思われる町、フラワー・サークル 花輪 (爆)
おっと、旦那、忘れてはいけませんぜ。
ここ鹿角は「きりたんぽ」発祥の地と宣言しているのだ。
ということは、鹿角市は秋田県の有名フードの殆どを網羅しているということなのだ。
よくぞここまで素晴らしい打者ばかり集めたものだ。
と褒めてあげたいところだが・・。
残念ながら私はそういった強打者には1ピコメートルも興味なし (爆)
今宵目指すはただ一つ。
ここの「ラーメン」!! お前だ。
前情報では、ここのお店では自家製麺で、しかもワンタン麺が激ウマとあった。
しかし、この夜の部(居酒屋部)のメニューには、その品が無い!!
ここで大声を荒らげて店員を怒鳴っても仕方ない(笑)
おとなしくその辺の事情を尋ねてみようではないか。
私「すみませーん、お昼と同じラーメンてどれですかぁ〜〜(にっこり)」
店員「えーと、七福ラーメンが同じスープですね」
私「あ、そうなんですね。良かった良かった。ちゃんとあるんですね。ならば醤油にワンタンをTPしてください。それから麺硬めで〜(超にっこり)」
店員「あっさりとこってり、どちらに致しますか?」
私「おまかせで (琴信者核爆)」
店員「はぁ??」
最後のくだりは嘘であるが、注文したのは本当に醤油のこってりワンタンTP麺硬めである。
先に書いたように座敷では宴会の真っ只中。
注文からラーメンの提供までは15分以上かかったが、出された品はそれくらい待っても十分価値のある一杯であった。

どうであろう。このビジュアル。
七福ラーメン。七福とは地元の食材を七つ使用しているということからのネーミングらしい。
どこの何を使用しているかはわからぬが、醤油は際立ってうまかった。


この自家製中細ストレート麺は150gとのこと。加水率は低めか。
ここで我慢しきれなくなり、スープを一飲み。
おおー。これは大蒜かぁ?
強烈な豚出汁に大蒜が覆いかぶさってくる感じ。
千葉の山中で食べたアリランラーメン八平を一瞬彷彿とさせるも、おそらく冷静に食べれば全く違うものであろう。
それにしてもこれは旨い。。。しばし一人唸る唸る。

昼のものと同じと思われるこのワンタン。
厚くもなくそれほど薄くもなく、程よい皮の状態である。
スープを吸っているので麺同様、加水は低めなのだろう。
ワンタンスープの中に麺が入っていると形容されることもあるお昼のワンタンメンがますます食べたくなってしまった。

八幡平ポークだろうか。肉厚でも柔らかく、これはかなりの激旨肉。
チャーシュー麺があったら毎日食べに来たいレベルである。
味玉のレベルも相当なもの。もしかしたら比内地鶏のものか?
これを600円で提供とは恐れ入谷の平和軒。
こんな場所といえば大変失礼になるが、思いがけない地で偶然出会った、かなりハイクオリティな一杯であった。
どれだけうまかったか。
今度家族を連れて田沢湖を越え、玉川温泉と後生掛温泉を脇目に見ながら八幡平を抜け、160kmを走ってもいいくらいの旨さだったと言えば、少しは伝わるだろうか。
恐るべし「平和軒」 繰り返すがピンフではない (爆)
必ずや再訪し、塩、味噌を家族で食べるぞ。

麺・呑・平 七福ドラドラ 跳満 と言った感じのラーメンだったぞな!!! (核爆)
追いかけ、留めるように県北へ。

ここは「国指定重要無形民俗文化財」に指定されている「花輪ばやし」の街、鹿角市花輪。
江戸時代は南部藩に属し、明治期に秋田県に編入され落ち着く。そのせいか、未だに岩手都の結びつきも深く、秋田県としては異色の存在感がある街。
本荘からは秋田県の対角線的位置にあるため、直線距離でも160km orz。
鶴岡三瀬の方が遥かに近いのだ・・。
これまでこの街をゆっくり歩いたことがなかった。
なぜこの日、しかも陽も落ちかけたこの時間に歩いているのか。
それはこんな理由による。。

営業時間内に余裕を持って来店したのだが・・・・orz
まぁ覇王が隣に居なくても、私もそれなりの「逆持ってる」人間なので、こんなの当たり前。気にしない(爆)
でも200kmも何も食べずに運転していると流石に少しはお腹が空くというもの。
いっそ弘前まで行って煮干し中華でも食べようかと思ったが、それでは帰宅が深夜になってしまう。。
そこで思い悩んだ挙句、帰り道として通る「花輪」を探索してみることにしたのである。
しかし、ガイドブックも持ってなければ、前情報も一切持っていなかった。
そんな時に、現代ではスマホという最強ツールがあり、その中に「食べログ」他、似たようなアプリがたくさんある。
それを見れば自分の位置から近いラーメン屋などがすぐに検索できる。すごい時代になったものだのう。いゃー。おかげで大助かりである。
ではではどれどれ。花輪で有名な老舗でも探すとしよう。
・・・・・・色々吟味しながら探すこと10分。
自分的にヒットしたのは「平和軒」というお店。
創業昭和10年とある。
これは私の母の生まれた年。阪神タイガースの前身・大阪タイガースが発足した年。赤塚不二夫も生まれた年 (爆)
これは食べねばなるまい。
というわけで、平和軒さんまでスマホで道案内してもらい、すぐにとうちゃこ。

あれあれ。少々見づらいと思われるが、玄関前には安定の「準備中」の看板が orz
また「逆持ってる」の大発揮か?
でも提灯は点いてるし、中からは客らしき声も聞こてくるのだが・・。
どうやら夜の開店時間よりも少し早めに着いてしまったからなのだろう。
少しこの商店街を歩いて時間を潰してみよう。
何事も明るく良い方向にとらえたいものである。
てくてく。
いい町並みだなあ。
もうすぐ「花輪ばやし」の本番がある。
街全体でその準備が着々と進んでいるのがわかる。
子供たちも含め、祭りに携わる人達のものすごいエネルギーが一気に爆発する二日間。
もうその熱気の一部が伝わってくるような気さえする。
そんな町並みであった。

さて、平和軒へ戻ってみる。(ピンフ軒ではありませんぞ。へいわ軒なり)

んー・・・まだ準備中だぞ。 あきらかに開店時間から30分以上過ぎている。
おかしい。まさかの貸切か??
ここまで来て何も食べずに帰るのはキツイぞ・・・と思って玄関前で逡巡していると、地元の人と思しき方がジラリとして店内に入っていく。
それならばと、私も後に続く。
入ってみると・・なんとも店内では座敷の方で大人数で宴会中であった。
私は四人がけテーブル席に一人着座する。
店員、普通に「いらっしゃいませー!!」とな。
私「やってますか?」
店員「はい!!」
私「でも店の前の看板が準備中だったよ」
店員「あっ!!!"」
と言って入口へ猛ダッシュ(笑)
要するに「営業中」にひっくり返すのを忘れていたようだ・・・(苦笑)
その不注意のせいで5人のお客さんは返して損してしまったと思われるぞ(笑)

いかに街全体で「花輪ばやし」を愛しているか一発でわかるメニュー(笑)

二人の店員さんからそれぞれ持ってきてもらったお冷(笑)
のどが渇いていたのでちょうど良かった(笑)
良い方向にとらえよう(爆)
さてメニュー。




さすがここは八幡平のふもと。八幡平ポークがド~ンと。
そして「比内地鶏」はもちろん定番である。 不動の四番打者。
幸楽で有名なホルモンも。
秋田県人なら一度は耳にしたことがお有りだろう・・
「湯気の向こうに何かが見える・・」の幸楽さんである。
三遊亭ではないぞよ (苦笑)
ここ平和軒さんでもそんなきっちりホルモン鍋をご用意。
それほどホルモン文化が根付いていると思われる町、フラワー・サークル 花輪 (爆)
おっと、旦那、忘れてはいけませんぜ。
ここ鹿角は「きりたんぽ」発祥の地と宣言しているのだ。
ということは、鹿角市は秋田県の有名フードの殆どを網羅しているということなのだ。
よくぞここまで素晴らしい打者ばかり集めたものだ。
と褒めてあげたいところだが・・。
残念ながら私はそういった強打者には1ピコメートルも興味なし (爆)
今宵目指すはただ一つ。
ここの「ラーメン」!! お前だ。
前情報では、ここのお店では自家製麺で、しかもワンタン麺が激ウマとあった。
しかし、この夜の部(居酒屋部)のメニューには、その品が無い!!
ここで大声を荒らげて店員を怒鳴っても仕方ない(笑)
おとなしくその辺の事情を尋ねてみようではないか。
私「すみませーん、お昼と同じラーメンてどれですかぁ〜〜(にっこり)」
店員「えーと、七福ラーメンが同じスープですね」
私「あ、そうなんですね。良かった良かった。ちゃんとあるんですね。ならば醤油にワンタンをTPしてください。それから麺硬めで〜(超にっこり)」
店員「あっさりとこってり、どちらに致しますか?」
私「おまかせで (琴信者核爆)」
店員「はぁ??」
最後のくだりは嘘であるが、注文したのは本当に醤油のこってりワンタンTP麺硬めである。
先に書いたように座敷では宴会の真っ只中。
注文からラーメンの提供までは15分以上かかったが、出された品はそれくらい待っても十分価値のある一杯であった。

どうであろう。このビジュアル。
七福ラーメン。七福とは地元の食材を七つ使用しているということからのネーミングらしい。
どこの何を使用しているかはわからぬが、醤油は際立ってうまかった。


この自家製中細ストレート麺は150gとのこと。加水率は低めか。
ここで我慢しきれなくなり、スープを一飲み。
おおー。これは大蒜かぁ?
強烈な豚出汁に大蒜が覆いかぶさってくる感じ。
千葉の山中で食べたアリランラーメン八平を一瞬彷彿とさせるも、おそらく冷静に食べれば全く違うものであろう。
それにしてもこれは旨い。。。しばし一人唸る唸る。

昼のものと同じと思われるこのワンタン。
厚くもなくそれほど薄くもなく、程よい皮の状態である。
スープを吸っているので麺同様、加水は低めなのだろう。
ワンタンスープの中に麺が入っていると形容されることもあるお昼のワンタンメンがますます食べたくなってしまった。

八幡平ポークだろうか。肉厚でも柔らかく、これはかなりの激旨肉。
チャーシュー麺があったら毎日食べに来たいレベルである。
味玉のレベルも相当なもの。もしかしたら比内地鶏のものか?
これを600円で提供とは恐れ入谷の平和軒。
こんな場所といえば大変失礼になるが、思いがけない地で偶然出会った、かなりハイクオリティな一杯であった。
どれだけうまかったか。
今度家族を連れて田沢湖を越え、玉川温泉と後生掛温泉を脇目に見ながら八幡平を抜け、160kmを走ってもいいくらいの旨さだったと言えば、少しは伝わるだろうか。
恐るべし「平和軒」 繰り返すがピンフではない (爆)
必ずや再訪し、塩、味噌を家族で食べるぞ。

麺・呑・平 七福ドラドラ 跳満 と言った感じのラーメンだったぞな!!! (核爆)
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