宅麺 琴平荘「味噌そば」新発売!!
Categoryらーめん
これは事件ですよ。
平日20食限定で、昼前には売り切れてしまうあの「味噌そば」がいつでも食べられるのですから。
この八月からついに琴平荘「味噌そば」が宅麺から発売になりました!!
琴平荘さんでは今の時期(6月1日〜9月30日)休業期に入っていますが、実は毎週厨房でスープを炊き、チャーシューも作っているのですよ。
それはこの宅麺のためでもあり、来期への研究も兼ねているものと思われます。
先日、岩手の陣における車内でそんな話を聞かせてもらいました。
「8月から味噌そばも出るがらの!!」
と言っていた覇王こと、掛神社長の言葉は間違いなかったのであります。
この味噌そばを知らない方のために簡単に説明しますと・・・。
琴平荘さんでは、これまで平成14年の創業以来、中華そばのみをメインメニューとしてやってこられました。
(その中華そばには「あっさり」と「こってり」がありますが、これはスープの表面に浮く「脂」の量の差による名称で、背脂が入ってこってり・・と言った意味ではありません)
この中華そばの他に、約10年前に一期限定で「味噌」を出したり、担々麺を出したこともあるそうですが、基本ずっと中華そば一本だったわけです。
そこに加えて「塩」(平日限定)も数年前にレギュラー化。
この塩も今や絶大な人気です。
とにかくスープが激ウマなので、平日しか行かない私はここ数年この塩を食べる率の方が高くなっています。
塩も味噌も加わったとは言え、土日祝日は「中華そば」のみの提供となります。
ですから、一般的な土日が休みの会社員の方々にとって、塩すらなかなか食べられない「幻」の一品になっていたのです。
そこへきて、今年2017年2月、待望の新メニューとしてこの「味噌そば」がラインナップしたのです。
社長から「現在開発中」という話は伺っておりました。
大盛りや替え玉はどうするべきかといった打診もされました。
その際、人気になって替え玉の注文が多くなれば休日当番のスタッフの皆さんの仕事量が増えて大変だろうから、今期は様子を見たほうが良いのではないかと生意気にも進言も差し上げました。
そして、それが結果的に自分の首を絞めました(爆) 結果、替え玉も大盛りもない味噌そばになりましたので、私は同行した人の中華そばに「替え玉」を頼んでもらい、それを味噌スープに入れて食べる始末(苦爆)
開発段階では、味噌につきものの「ラー油」の作成も同時進行中で、その刺激的な湯気に、製作者自ら何度も厨房で倒れられたとも聞きました(爆)

その製作者から「来週から味噌そばやりますよ!」と仕事中に電話をもらったときは、今度は私が衝撃で倒れたほどです(爆)

しかもその数日前、私の誕生日にはこんな謎の画像が送られてきたのです(爆)

麺もスープもない「味噌」が一杯8,000円とな!!! (核爆)
こんなのを送りつけてくる茶目っ気たっぷりの社長ではありますが、間違いないものを作ることは周知の事実。
この味噌そば食べたさに、発売当日は雪で道が滑りまくる中を二時間飛ばし、シャッターで食べてきたわけです。


何よりも驚いたのがこの麺でした。
試行錯誤を何度も何度も繰り返し、やっと完成した麺と聞いていました。
その触感とうまさはハンパなし。
これにどこか懐かしいやや粘度と甘みを感じながらも切れとカドがある、なんとも相反する性質を同時に口の中で堪能できる味噌スープ。このマッチングには本当に驚きましたね。
前置きが長くなりましたが、この「味噌そば」が平日、しかも売り切れの心配もなく自宅で食べられるのですから、これほど味噌そばファンにとって嬉しいことはないわけです。
この完成度は社長自らが「手前味噌」と言い切っても良いくらいの出来だと私は思っています。
というわけで、早速自ら宅麺で注文しますよ!!
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