水沢 銀蝶 チャーシュー麺
Categoryらーめん

エイプリルフールの日でありました。
お隣岩手は旧水沢市にあります「銀蝶」さんへ何気なく行ってきました。
岩手まで足を伸ばした本来の目的は、ジャンク屋さんを巡って、安いジャンクプリンターでも買い、自宅で修理して使おうと思ってのことでしたが、水沢はおろか、一関まで行ってもお目当のものはないのでした。
それならばセイゲニストをオフにして、せっかく遠くまで来たのだからおいしいラーメンでも・・と思って立ち寄ったのがここ「銀蝶」さんでありました。

こちらのお店は地元ではかなり有名みたいで、お昼時はかなり混んでいそうでしたので、少し時間をずらし訪れたのは午後一時半くらいでした。
それでもひっきりなしにお客さんが入って来ます。
かなり年季の入った渋い建物ですが、正直言って今時の工業製品のようなピカピカのラーメン屋さんより、こういった佇まいのお店が私は好みです。
道路から建物奥の駐車スペースに入れるのに苦労すると食べログには書いてありましたが、そんなことはありませんでしたよ。
確かに歩道へ乗るためのかなり急な段差はありますが、ゆっくりと入れれば何の問題もありません。
店内もいい佇まいです。


ホール担当は年配の愛想の良い男性で、注文を請けると厨房のお母さんらしき年配の女性へ大きな声でオーダーを告げるのでありました。
私はこの日は「初訪デフォ」の法則を破り、チャーシュー麺をお願いしました。
とにかくこちらのお店のチャーシューがボリューミーで美味しいと評判だったからです。
麺硬めでお願いしたら数分で着丼です。

立ち昇るいい感じのお出汁の芳香。
食べる前からわかる旨さ。
さすが地元で長年愛されるお店といった感じです。

ストレートに近い縮れ中細麺は、おそらく自家製麺ではないでしょうが、茹で加減は私の好みにドンピシャ。
スープもこの色ほど濃くはなく、ほどほどの係長の上司も効いており、非常に美味しいです。
チャーシューの煮出しとのこですが、竹岡式みたいで病みつきになりそうな旨さです。
勉強不足で、水沢ラーメンというものがあるのかどうかわかりませんが、これは間違いなく水沢を代表する中華そばだと思いました。
きっとここ水沢出身のNHKアナ「阿部渉」さんも食べたことがあるのではないだろうかと、勝手ながら推測してみたり。
そんな歴史を感じさせる素晴らしい建物と味。

分厚いチャーシューは頼んで正解。
全部で300gくらいはあるんじゃないでしょうか(適当推測)
かなり噛み応えもあり、噛むたびにジュワッと肉の旨みが出るタイプです。
こういったお店が今、全国各地から消えつつあります。
確かに最近のラーメンも美味しいですが、こういった昔から地元民に愛され続けるお店にはそれなりの理由があるわけです。
ここ銀蝶さんはいつもでも末長く続けていただきたいと心底思える、そんな名店でありました・・。

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