琴平荘 平日限定「味噌そば」 提供初日

わたくし、生まれも育ちも羽後の国、本荘
清吉で産湯をつかい、味噌は三平…
と今日の今日まで信じて生きて参りました (爆)
ところが本日午前10時50分、その信念が大きく音を立てて崩れ去る音を聞いたのであります!
時を遡ること約一週間ほど前、その信念を崩す男本人から直々に電話を頂いたのでありました。
「来週から味噌やりますよ!」と。
私はこれを聞いた時、驚愕のあまり、あらんことか塾内で生徒たちの前で卒倒してしまいました!(爆)

そしてあまりにも興奮しすぎたのか、引き出しにしまって置いたとっておきのマスクをかぶり、マカロンを食べながら日本酒を飲むという前代未聞の奇行ぶりを呈したのであります(核爆)

はぁはぁ、少し水を飲んで落ち着きましょう。
時は戻り、2月1日。
水鶴であります。
同郷羽後の中納言様たちに長は阻まれましたが、そんなことは意に介さず。


平日限定「20食」
味噌そば、ついにその全貌を露わにする!!

当初、私の誕生日に私だけに提供されるはずだった限定一食、スープと麺が入らないという幻の一杯(8,000円)は、この度大幅に値下げされ、なんと9割引きでの提供、しかもスープも麺も入っているのであります (超核爆)
こんな赤字商品を20食も用意するという掛神社長の太っ腹振りには驚かされますね!(核爆)
冗談はさておき、約10年振りに復活を遂げた「味噌そば」を発売初日に食べられたこの幸せたるや、土日組から心底妬まれそうですが、その妬み・やっかみ・僻みらを全て受け止めてもこの味噌そばは食べる価値があるのです!!

私より数分早く食べ始めた5~6番テーブルの中納言様たちからこちらに向かって流れてくる味噌特有の芳香でもう気絶しそうです。
地に足がつかないとはこのことです。
(ちなみにこのような時に「浮き足立つ」という表現は誤用ですのでご注意を(爆))
これまで何度となく足を運んでいる琴平荘さんですが、この緊張感は初訪の時以来かもしれません!
先にかみさんの塩おまかせ麺硬が着丼、

少し遅れて私の「味噌そば」が到着です!!!



社長は白味噌だと言いますが、こうして見るとちょうど良いバランスの色具合ではありませんか??
私のプレビアス・チャンピオン、「味の三平」さんの色味にも似ていますよ。
そしてなんという良い香りでしょう。
麺を上げると、ブワッと芳香が漂いまくります!!!
味噌ラーメンの王道を行く丼顔と立ち上る香りですが、スープをゴクリとやると、そこは天下の琴平荘さん。
そんじょそこらの味噌ラーメンとは明らかに一線を画します。
ニンニクがバシッと効き、生姜もうっすら香る、絶妙な味噌スープです。
ゴマも良い感じのアクセントになり、味噌本来の風味をさらに高めます。
これを琴平黄金スープで割ったらどれほど美味しいのか、こちらの中華そばや塩中華を食べたことがおありの方なら容易に想像がつくでしょう?
これは「手前味噌」でなくても社長には自画自賛してもらいたいし、こちら側としてはまさに「お味噌れ」いたしました状態です(核爆)
そしてこの味噌そばで一番驚いたのがこの特製麺です!

この時、コーフンのあまり、箸上げする手は小刻みに震えていますよ(爆)
アル中も少し入っているかもしれませんね(核爆)
社長の言葉を借りれば「加水率は50%に落とし、切れ刃を掛ける前の圧力の幅をやや広くして、見た目でもすぐに分かる様な中太麺と太麺の間くらいをイメージしています。デフォよりは太いのは誰にでも判断できると思います。粉は琴平荘専用粉に1割だけ一等粉をブレンドしています。」
とのこと。
縮れもデフォ麺より弱めで、私個人の超憧れであった「琴平ストレート」に近いと言えるのではないでしょうか。(ちなみに麺量は260gだそうですが、全くそんな分量を感じさせないほどの旨さ。)
おそらく大抵の方は、このストレート一発でノックアウトされると思いますよ!! (親父ギャグ爆)
そしてさらに驚くべきはこの麺の食感です!

明らかに醤油と塩で使うデフォ麺よりもさらにもちもち・しこしこで、琴壱・勇さんの打つ麺の「プリッピ」に少し似た感じを太麺で出してしまっています。加水を落としてこのプリプリ感はありえないでしょう。あらためて琴平麺のデフォの奥深さというか、底力というか、製造者・掛神酒呑み大臣の(爆)恐ろしいまでの応用力を感じます。
大臣、もとい、社長が何度も何度も試行錯誤を繰り返して、やっと満足行く麺に仕上げたと思われるこの味噌そば用麺。
その完成レベルたるや、ハンパなし!!
そしてそして、この味噌そばにはまだまだ語るべきところがあります。

これまた今回の味噌用に社長自らが作り上げた特製ラー油!

(かなりの辛モノ好きの私でも辛味を感じますので、いきなりドバドバと投入するのは控えたほうが賢明です。)
この特製ラー油のレシピは、社長が自らのブログで公開しております。

作りながら厨房で倒れるほどの殺人級(辛さが殺人級という意味ではありませんぞ。詳しくは社長のブログにて)のラー油なのであります(爆)
このラー油も絶品でありました。おそらくちゃんとした容器に入れてお持ち帰り用として販売すれば、飛ぶように売れる予感がします。
そのぐらい美味しいラー油でした!!
あまりにも美味しすぎて、容器ごと持ち帰る人が出てくるのではないだろうかと、余計な心配までしてしまう私でありました。

私が普段は絶対に上げないKK写真です。
でも今回だけは上げずにいられませんでした。
それだけ旨すぎた「味噌そば」。
食べ終わった後、そのまま帰るのがもったいなくなり・・・・
かみさんと話し合った結果、平日二人で来ることはほとんどないので「もう一杯食べよう」ということに (爆)

間違いなくこれまで食べてきた味噌ラーメンの中のKING of KING!!

略してキンキンなのであります!(イミフ爆)
このように、十数日に渡って私の思考回路をも乱してしまう恐ろしい旨さでありました。
これをお読みの皆さんに声を大にして言おう。
「この味噌そばを食せずして死ねるか!!」
This is the best miso soup ramen that I have ever eaten!!!!!
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