娘の戴帽式とステーキスフィーダ
Categoryらーめん

戴帽式(たいぼうしき)は、看護学校、看護系大学で看護師を目指す学生たちが、初めての病院実習に臨む直前に、教員が、学生一人一人にナースキャップを与え、看護師を目指すものとしての職業に対する意識を高め、またその責任の重さを自覚させるための儀式。通称、キャッピング(戴帽)ともいう。ナースキャップをつけてもらった戴帽生(たいぼうせい)が、ナイチンゲール像から灯りを受け取り、そのキャンドルの明かりの中でナイチンゲール誓詞を朗読するというのが、一般的な内容である。
だそうだ。
実は私、今回娘がこの当事者になったものだから、初めて「戴帽式」という儀式の意味を知ったのであります(恥)
それまでは、学校を卒業する際に先生から帽子を被せてもらい、それで校舎とバイバイする儀式だと思っていました(自爆)
なので、この式の案内をもらった時、今年の春に入学したばかりなのに、ずいぶん早く卒業するんもんだなと思ったのです(嘘爆)
冗談はここまで。
朝から一年に数度しかないジャケットを着こんで、気合を入れます (笑)

ちなみにこの上着は高校生の頃、テーラーだった父親から作ってもらったものです。
生地の柄やデザインは、当時David Bowieがライヴで着ていたものをそっくりそのまま父にオーダー。
しかし、出来上がったものを着てみて自分にビックリ。
日本人に生まれてきたことをこれほど後悔したことはなかった瞬間でありました(爆)
それ以来ずーーーっと長い間このジャケットはタンスに埋もれ、あやうく一生日の目をみることがなかったかもしれなかったのですが、今回こうして晴れの舞台できることができたというわけです。
これも父と娘のおかげです(爆)
それにしてもその発注当時の写真をネットで探しに探したのですが、ついに見つけることができませんでした・・・。
おかしいなぁ。。。

とにかくかっこいいジャケットだったのです。
これを完コピとは言いませんが、田舎のテーラー店主なりに精一杯コピーして、息子のために縫ってくれたというわけです。
三十年経った今も生地はしっかりとしており、当時としてもかなり良い生地を使ったと思われます。
完全にオーダーメイドなわけで、まさに世界に一着の品なのであります。
そんな上着を着て出かけた先はこちら。

本当は男らしくボカシなど入れたくないのですが、いろんな事情があるのですみません。
その辺の学校とだけ申し添えておきましょう。


講堂です。ピッカピカのこの建物自体に入るのが初めてなら、もちろんこの講堂も初めてなわけですが、この椅子やステージに向かう角度がどこか懐かしさを感じます。
昔どこかで座ったことのあるような・・・。
思い出しました。大学の講堂とソックリだったのです。
もちろんこちらの方が新しくて、最新式のプロジェクターなどが備え付けられてあり素晴らしいのですが。
良い施設で勉強させてもらっていると有り難く思いました。

厳かなる雰囲気のもと式が始まり、娘も帽子をいただきました。
なんともまぁ、不思議な感覚です。
この間まであぶあぶ言ってるような赤ん坊でしたが、いきなり大きくなってました。
昔から、親にとってはいつまでたったも子供は子供、というのがやっとわかってきました。



式の終わりで学生全員が声を揃えて唱える「ナイチンゲール誓詞」は、大変素晴らしいものでした。
ちなみに、今期の生徒には男子が2名いますが、その子達は帽子をもらうことはなく、ただお礼をして列に並ぶのでした。

最後はみんなで記念写真を撮って式が終了です。
いやー、素晴らしい式でありました。
さて!! ちょうどお昼です。
普段ろくなものを食べてないであろう、本日主役の娘に「何が食べたい?」と聞くと「にぐ!!」と答えます(笑)
(セイゲニストの親父としても願ったり叶ったりとほくそ笑みます)
それならば横手と言ったらここでしょう。

かねてより訪れてみたかった「ステーキハウス・スフィーダ」さんです。
こちらのオーナーの高橋さんとはかなり前からFB友として仲良くしていただいております。
各種イベントなどでは何度かお目にかかっておりますが、なんとホームのお店は未訪でした。
しかし残念ながらこの日は別の仕事のため不在・・。
それでもとても愛想の良い店員のオネイサンがいたので嬉しくなります(笑)



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スフィーダさんは、肉はもちろんの事、横手やきそばにも力を入れており、各賞を受賞されておられます。
そんな中、私と娘は同じ品を注文。
平日ランチのハンバーグ&カットステーキです。

かみさんは店内に漂うカレー臭にやられたか「日替りカレー」

このカレー、半端なくうまかったです。
牛のほぐし肉がかなり多めに入っていて、お得感もあります。

食べ放題のこのサラダも、自家製ドレッシング(ゆずとゴマ)がかなり美味しいので、三杯お代わりしてしまいました(恥爆)

嗚呼、今これを書いていてまた食べたくなってしまいました。
娘も大満足だったようで、それが一番嬉しかったところであります。
嬉しついでに、帰りがけに卓上の爪楊枝のケースをひっくり返してしまい、店のオネイサンにご迷惑をかけてしまうことに(謝笑)
式に感動、肉に感動と感動に事欠かなかった一日でありました!!
スフィーダさんはこちらです↓
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