9/28 三種町 森岳温泉ホテル
Category温泉
休日の水曜日、またまたクーポン本をバッグに入れ、なんとなく県内で車を走らせてみることに。
そしてコックリさんのように、まるで何かに導かれるようにスーッと向かった先は三種町!

昔から秋田県民はこの近辺の温泉コマーシャルを見て育ちました。 よね!?(笑)
森岳温泉と言ったら、秋田を代表する温泉街なのであります!
というか、なのでありました!
過去形に変えたのは、今やかなり寂れてしまった感がありありだからであります。
ひところ昔は、鹿角の湯瀬温泉もそうでしたが、テレビでは毎日のようにCMを流していたものです。
そんなCMを子供の頃から見て育った我々は、大人になったらいつかここに行くぞと心に誓っていたものであります。 恐らく私以外にもそんな人がいるはず。
しかし、昨今のニュースでは老舗温泉街に関しては悲しい話題ばかりが報道されておりました。
〇〇ホテルが会社更生法のもと再建を目指すとか、〇〇旅館は自己破産といった報道云々です。
その瀬戸際で大逆転し、全く別部門で日本一になったと言えるのが鶴岡三瀬の琴平荘さんでしょうが、秋田県ではそんな大逆転ホームランを打った宿泊施設は私の知る限り無いと思います。
冷たい雨がそぼ降る午後でありました。
ますます寂しさを募るような雨でありました。
ロビーでオネイサンにクーポン本を見せ、半額支払います。
先客は一名様のみ。
これならばゆっくりと入れそうです。


成分表です。
森岳温泉は強塩泉で有名で、舐めるとかなりしょっぱく、身体が沈まないくらいの塩分と言いますが、入った時はそんなことすっかり忘れてました(爆)





この日テレビでは小池東京都知事の話題で持ちきりでした。
ちなみに、わたくし、いまだに「モリド」という読みが気になります(笑)
土木業界では普通の読み方らしいのですが、熟語の読み方としてはこのように前半分を訓読み、後半分を音読みする読み方を「湯桶読み」(ゆとう)と言いますよね。
やや違和感が残るのはこの辺から来ているのかもしれません。
少し気になったので湯桶読みについ調べて見ました。
岩波の「日本語 使い方 考え方辞典」にこんな記述が載っていました。
「湯桶読み」
そば屋でそば湯を入れるのに使ったりする,注ぎ口と柄のある木製の器を「湯桶(ゆとう)」と言う.「湯桶」のように,漢字二字以上の熟語を,前半分は訓読み,後半分は音読みで読む読み方を「湯桶読み」と言う.(中略) 重箱読みと同様に,漢字熟語の読み方としては変則的な読み方とされる.
たとえば,「生食(せいしょく)」を「なましょく」,「釣果(ちょうか)」を「つりか」,「盛土(もりつち)」を「もりど」と読むのは,「訓読み+音読み」の湯桶読みであり,間違いである.
その熟語が漢語であれば「音読み+音読み」,和語であれば「訓読み+訓読み」という具合に読むのが漢字熟語の読み方の規則であり,音読み・訓読みを混ぜ合わせて読んではいけない.
しかし,漢字で書く熟語の中には,音読み・訓読みを交ぜて読む熟語もある.(中略) 以下に例示するように,現代日本語には,「正しい湯桶読み」の語が多数存在する.
合図(あいず),赤門(あかもん) ,雨具(あまぐ),今風(いまふう),甘党(あまとう),粗熱(あらねつ),生霊(いきりょう)……
これらの語は,純然たる漢語ではなく,漢語と和語との混種語である.
漢字の読み方から見ると,「盛土」を「もりど」と読むのと同じように「訓読み+音読み」になっていて,一見,変則的な読み方だが,これらの語の組み立てを考えると,前半分が和語でできた混種語であり,和語の部分を漢字で表記したにすぎない.和語を訓読みするのは当然である.
つまり,「正しい湯桶読み」は,「和語+漢語」という組み合わせでできた混種語のごく自然な読み方であり,混種語という語の特性を考えれば,自然な結果ということができる.もっといえば,湯桶読みが問題になるケースというのは,漢語熟語,あるいは,和語熟語の場合に限られるということである…。
なので、モリドと読んでも問題はないとの結論ですが、日本語の原則によればやはり「モリツチ」と読むのが正しいようです。
いゃ~、まさか森岳温泉ホテルのサウナ室から日本語の考え方まで脱線するとは我ながら思いませんでした(爆)

そんな面倒くさい奴はホテルから叱られそうな勢いの張り紙の数々…(笑)

それにしてもいろんなお客様がおられるようで…。
ちなみに先客様も汗だらけで水風呂ドボンニンゲン様でした…(泣)

お湯のないジェットバスがさらなる悲壮感を漂わせております…。
温泉施設にはかなりの維持費がかかるということを如実に物語っております。
お湯は素晴らしいもので、近ければ毎日でも通いたいほど気に入りました。
サウナも広く、温度も適温で計一時間ほど入ることができました。
三種町の首長やホテル経営者には、これまで幾度となくあったであろう赤字の危機を、長年の政治・経営手腕でなんとか黒字にしていただき、全国の温泉施設の手本となり、大勢のお客がまた訪れる場所にしていただきたいと、この暇人は切に願っております。(太字・湯桶読み熟語 (笑))
そしてコックリさんのように、まるで何かに導かれるようにスーッと向かった先は三種町!

昔から秋田県民はこの近辺の温泉コマーシャルを見て育ちました。 よね!?(笑)
森岳温泉と言ったら、秋田を代表する温泉街なのであります!
というか、なのでありました!
過去形に変えたのは、今やかなり寂れてしまった感がありありだからであります。
ひところ昔は、鹿角の湯瀬温泉もそうでしたが、テレビでは毎日のようにCMを流していたものです。
そんなCMを子供の頃から見て育った我々は、大人になったらいつかここに行くぞと心に誓っていたものであります。 恐らく私以外にもそんな人がいるはず。
しかし、昨今のニュースでは老舗温泉街に関しては悲しい話題ばかりが報道されておりました。
〇〇ホテルが会社更生法のもと再建を目指すとか、〇〇旅館は自己破産といった報道云々です。
その瀬戸際で大逆転し、全く別部門で日本一になったと言えるのが鶴岡三瀬の琴平荘さんでしょうが、秋田県ではそんな大逆転ホームランを打った宿泊施設は私の知る限り無いと思います。
冷たい雨がそぼ降る午後でありました。
ますます寂しさを募るような雨でありました。
ロビーでオネイサンにクーポン本を見せ、半額支払います。
先客は一名様のみ。
これならばゆっくりと入れそうです。


成分表です。
森岳温泉は強塩泉で有名で、舐めるとかなりしょっぱく、身体が沈まないくらいの塩分と言いますが、入った時はそんなことすっかり忘れてました(爆)





この日テレビでは小池東京都知事の話題で持ちきりでした。
ちなみに、わたくし、いまだに「モリド」という読みが気になります(笑)
土木業界では普通の読み方らしいのですが、熟語の読み方としてはこのように前半分を訓読み、後半分を音読みする読み方を「湯桶読み」(ゆとう)と言いますよね。
やや違和感が残るのはこの辺から来ているのかもしれません。
少し気になったので湯桶読みについ調べて見ました。
岩波の「日本語 使い方 考え方辞典」にこんな記述が載っていました。
「湯桶読み」
そば屋でそば湯を入れるのに使ったりする,注ぎ口と柄のある木製の器を「湯桶(ゆとう)」と言う.「湯桶」のように,漢字二字以上の熟語を,前半分は訓読み,後半分は音読みで読む読み方を「湯桶読み」と言う.(中略) 重箱読みと同様に,漢字熟語の読み方としては変則的な読み方とされる.
たとえば,「生食(せいしょく)」を「なましょく」,「釣果(ちょうか)」を「つりか」,「盛土(もりつち)」を「もりど」と読むのは,「訓読み+音読み」の湯桶読みであり,間違いである.
その熟語が漢語であれば「音読み+音読み」,和語であれば「訓読み+訓読み」という具合に読むのが漢字熟語の読み方の規則であり,音読み・訓読みを混ぜ合わせて読んではいけない.
しかし,漢字で書く熟語の中には,音読み・訓読みを交ぜて読む熟語もある.(中略) 以下に例示するように,現代日本語には,「正しい湯桶読み」の語が多数存在する.
合図(あいず),赤門(あかもん) ,雨具(あまぐ),今風(いまふう),甘党(あまとう),粗熱(あらねつ),生霊(いきりょう)……
これらの語は,純然たる漢語ではなく,漢語と和語との混種語である.
漢字の読み方から見ると,「盛土」を「もりど」と読むのと同じように「訓読み+音読み」になっていて,一見,変則的な読み方だが,これらの語の組み立てを考えると,前半分が和語でできた混種語であり,和語の部分を漢字で表記したにすぎない.和語を訓読みするのは当然である.
つまり,「正しい湯桶読み」は,「和語+漢語」という組み合わせでできた混種語のごく自然な読み方であり,混種語という語の特性を考えれば,自然な結果ということができる.もっといえば,湯桶読みが問題になるケースというのは,漢語熟語,あるいは,和語熟語の場合に限られるということである…。
なので、モリドと読んでも問題はないとの結論ですが、日本語の原則によればやはり「モリツチ」と読むのが正しいようです。
いゃ~、まさか森岳温泉ホテルのサウナ室から日本語の考え方まで脱線するとは我ながら思いませんでした(爆)

そんな面倒くさい奴はホテルから叱られそうな勢いの張り紙の数々…(笑)

それにしてもいろんなお客様がおられるようで…。
ちなみに先客様も汗だらけで水風呂ドボンニンゲン様でした…(泣)

お湯のないジェットバスがさらなる悲壮感を漂わせております…。
温泉施設にはかなりの維持費がかかるということを如実に物語っております。
お湯は素晴らしいもので、近ければ毎日でも通いたいほど気に入りました。
サウナも広く、温度も適温で計一時間ほど入ることができました。
三種町の首長やホテル経営者には、これまで幾度となくあったであろう赤字の危機を、長年の政治・経営手腕でなんとか黒字にしていただき、全国の温泉施設の手本となり、大勢のお客がまた訪れる場所にしていただきたいと、この暇人は切に願っております。(太字・湯桶読み熟語 (笑))
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