5/11 はんつ遠藤氏と廻る県内美味しい麺屋さん その4らーめん鷹島ときむらさん
その一軒目は、にかほ市にあります「らーめん鷹島」さんです。
もう開店して丸2年を迎えられました。
開店当初の頃は、人手不足により開店休業のような日もありましたが、現在では数名のスタッフとともに毎日元気に営業されておられます。
最近では固定客も多く、わざわざ遠くから足を運ぶ常連さんも多いとか。
私の周りにもここが大好きという熱烈なファンがおられます。

到着したのは夜の部開店前の午後4時過ぎでした。
店主鷹島クンはとても物腰が柔らかく、仕事ぶりも丁寧で優しく、それが見事に作るラーメンに結実している感があります。
今回の取材依頼も二つ返事でOKしてくれました。
お店を少しでも認知してもらいたい、大きくしていきたい、支店を出せるくらいになりたいといった膨らむ夢を彼の中から感じることができます。
オフ会でも酒を酌み交わしておりますが、なかなか面白いヤツなのであります!
さてそんな彼の作るラーメンは…

ネギ味噌ラーメン。
鷹島クンのラーメンは、前職であった長距離ドライバー時代に傾倒した「ラーメンショップ」をインスパイアしており、なんと丼も同じものを使うという凝りよう。
長時間じっくり煮込まれた豚骨スープを啜ると、ラーショファンはもちろん、ラーショを知らない人でも「あー、なんかうまい」と思える仕上がりです。
この「なんか」というのがキモです。
どこか落ち着く味といえばいいか、ほっとするというか。安堵感がたまりません。
ことさら目を引くチャーシューは、国内産三元豚を使用、目玉のネギは地元金浦の前川ネギを使用するなど、素材にもこだわりを見せます。

ちなみに鷹島という苗字は彼の出身地に局所的に固まっている珍しい苗字で、全国的に見てもかなり少ないそうです。なんでも「蝶野」より少ないとは本人の談(笑)
病院では「えーと……わしじまさん?」(核爆)と呼ばれたことがあるとか (核爆)
鷹と鷲ではまさにトリ違いです (核爆)
名前といえば、大学一年生の私を追い出してくれたクソババァ、もとい、大家の政子さんは、リリー木村さん(仮名)と言いました。
当時でもかなりのご高齢とお見受けしたので、現在も存命であればワンハンドレッドは軽く超えるご年齢でしょう。
私を冷たい東京に裸一貫で放っぽり出した木村さん (爆)
どうもこの頃から木村という苗字が苦手です(超核爆)
プロレスではとにかくズルい立ち回りの国際軍団のラッシャー木村。
芸能人では親の七光りで威張り散らし、タクシー運転手さんを半殺しにして捕まった横山やすしのバカ息子木村一八。
大昔に住んでいた近所には「キムラ・ストア」という雑貨屋がありました。
ここでいつも友達とペプシを飲みました。といっても喉を潤すとかそういうことじゃなく、目的はキャップです(笑)
今の子供たちには絶対わからないでしょうが、私たちが小学生の低学年の頃、一時期大手飲料メーカーでは様々な方法で我々はな垂らし小僧たちのハートを鷲掴みにしたものです。
中でも私が半ば命を懸けて熱中したのが、現金が当たるシリーズでした。

画像は借りてきました。
このキャップ裏のプラシールをペロンとやると…

はい、四十代以上の方、懐かしいですねえー!!
そこのあなたもやったクチでしょう?(笑)
これにどハマりして、ライダースナックなんかと毎日ペプシやミリンダを飲んだ記憶がありませんか?(爆)

特に好きだったミリンダストロベリーなんて、なんとも毒々しいほどのいちご風味だったような気がしますが(笑)
おそらく飲んだ直後は舌が真っ赤だったと思われます(笑)
とにかくこの現金の当たりを出したくて出したくて、毎日のようにキムラストアに行ったものです。
ところが、10円という末等は良く当たるものの、どうしてもそれ以上の金額はなかなか当たりません(当然爆)

借りてきた画像にはありませんが、確かこれ以外に50円もあったはずです。30円も150円もあったような気がしてきました(笑)
私の記憶では一度だけ大当たりの500円を出したことがあります。
おそらく一度も当たらなかった人の方が多かったと思われますが、飲んだ本数が尋常ではなかったので、今言わせたら当たって当然、当然外内島、あだりめ余目なのでした (核爆)
ところで、その現金が当たるキャップ、いわゆる王冠ですが、友達内である噂が立ち始めました。
どうやらあのキャップには当たりの法則があるらしいと。
どうもお店側でもその当たりの瓶を把握する方法があるらしいというのです。
当時のシステムは子供だったのでよくわかりませんが、あの現金は店の自腹で払っていたものでしょうか?誰か知ってる人、教えてください。
なぜなら、その大当たりの500円キャップをキムラストアのばあさんに差し出したら、露骨に嫌な顔されたのを覚えてるからです(爆)
いずれにしても、その当たりの法則を試したくなりました。ちなみにその法則とはキャップの側面の波々の部分に隠されているというのです。
もう時効でしょうから、てか、商品自体がないですから言いますが、側面にある会社だか登録商標だかを表す「®️アール」のマークが波の凸部分にあるものが当たりとかなんとか。凹にあればハズレと。もしかしたらこれにさらなる決まりがあったかもしれませんが、さすがに忘れました。
確かめましたねぇ。多分一生で一番捜査と研究をした時期です(核爆)
そうしたらなんと確かにその法則は私の見る範囲において的中していたのであります。
そして何気にキムラストアの外を見たら、建物の脇にミリンダやペプシの空箱が置かれており、それにはなんとキャップが付いてる空き瓶もかなりあったのであります!

こんな感じの瓶にキャップ付きが何本かあったのです。
ちょっと空き瓶チェックしてもいい? なんて店の人になんか断るような私ではありません。
ハンパじゃないほどの悪ガキで、親が何度も学校へ呼びされるほどの悪タレです。すぐさまそのキャップを無許可でしらみ潰しに調べ始めます。てか、店の人に断るなんて良識、子供にあるものか?(爆)
ここで開き直ってどうする、おい(爆)
幸い何本かはまだシールがめくられてないものもあるではないですか!!
軽く数十個のキャップをめくりにめくったところ、運良く数本で当たりを発見!しかしそれをそのまま店にすぐ持ち込んではバレますし、何よりお店で飲んでない当たりキャップの持ち込みは先に書いたように嫌な顔をされるんです。
翌日、また店の中で新しく買って飲み、その抜いたばかりのハズレキャップを手品師のように隠し、ポケットから仕込んであった当たりキャップを取り出して、ばあさんに「ハイ、当たり」と言って渡した記憶があります(核爆)
数日後、また少し空き瓶がたまっているのを見計らって、二匹目のドジョウを探していた時でした。
キムラストアのジイさんにそれを発見され、バアさんとダブルでこっぴどく怒られたのです!(爆)
その後、二度とキムラストアには行くことはありませんでした(爆)
てか、キムラストアはいつもセロリの香りがするところで、まずそれが大嫌いでした(核爆)
逆恨みの根性はこの頃に養われたのかもしれませんね (核爆)
この後、この手法に目をつけたのか、コカコーラでもスーパーカーの王冠を出したりしましたね。小学生5年生くらいだったと思います。

スーパーカーについて触れると脱線どころではなく、永遠に記事が終わらなくなる可能性もありますので、やめときましょう(爆)
ちなみにうちの近くの「御門町清吉」にはこんな自販機がありました。
知ってる人は狂喜乱舞してこの画像を見ていることでしょう (笑)

写真はお借りしたものです。
一時期コカコーラでもその当たりもの王冠を出した時、この「ガコン!」と抜いた後の栓抜きの下には無数のお宝が眠っていることに目をつけ、長い紐の先に磁石をつけ、それで中から大量のキャップをサルベージしてあげた記憶も生々しいです(爆)
大人たちからは変な目で見られたものですが、悪童は一切そんなこと気にしないものです(開直爆)
ちなみに御門町清吉の長女と私は同級生でしたし、お母さんもよく知ってたので、私の悪行は見て見ぬ振りをしていたものと思われます(笑)
良き時代でしたなぁ。
兎にも角にも、このような事情につき、私は幼き頃から木村さんという苗字の方は苦手なのであります(核爆)
唯一大好きな木村さんは「木村の前に木村なく、木村の後に木村なし」と言われた大柔道家の「木村政彦」氏であります。

さて、前々回書いた私の東京放浪記ですが、九段下の国家公務員寮に一時期世話になり、当時の親友と同室だったHRDクンという同学年で大曲出身の人がおりました。
当時カワサキ400GPZに乗っており(私はヤマハFZ250フェーザー)、ニケツして夜の都内を爆走したことがあります。その時のGPZの速さに驚愕したことを未だにハッキリと覚えております。
英霊が漂いまくる夜の靖国神社にも行きました。
武道館から漏れ聞こえてくるホール&オーツの声も聞きました(笑)
一瞬でしたがこの九段下の居候生活は一生の思い出となっています………。
続く……
さて、なんの話してたんだっけ?(核爆)
あー、鷹島クンです!!(爆)
この日鷹島クンは用意周到で、ちゃんとサイン色紙はもちろん、我々への手土産までご用意されておられました。
そういう心遣いがなかなかニクいのです。
その手土産は後日はんつさんがあるところへ投稿することとなる秋田銘菓「金萬」でした。
こうして一人の善意は誰かのための善意となり次々と広がっていくものなのですね。
さて、70年代とキムラさんと私。
いかがだったでしょうか (核爆)
次回はおそらく「麺屋鼓志」さんをご紹介できるものと思われます (笑)
ラーメン屋さんの紹介なのか、個人的な回顧録なのかどっちなんだという苦情は事務所までお願いします(核爆)
決してはんつさんの事務所には電話しないでくださいね (爆)
はんつさんの取材記事と動画はこちらから!!

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