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田沢湖周辺 抱帰り渓谷

Category登山
スカッと晴れ渡る空の下、ブラリと目指したのは仙北市にある「抱返り渓谷」でありました。

少し歩いて汗をかき、そのあとは近くに有り余るほど点在する温泉でデトックスと考えたわけであります。


抱返り渓谷を最後に訪れたのは、次女が生まれる前のこと。
調べてみたら干支の一回り前、12年前の5月でした。
(その時のブログ)

その時の写真が見つかりました。

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抱き上げている子供は、現在中3で、体重70kgになりました (爆) それでもダイエットして5kgくらい落としたようです。
今同じことをやったら腰が折れます (核爆)

長女も高3、このころは正直頭の足りない子だと思ってました (核爆)

今も「おめ、ほんとうにバガけだな」と思うことは多数ですが、進学目指して受験勉強漬けの毎日を送っているようです。

遊歩道を散策する動画もありました。




あれから12年、入り口付近には新しい吊り橋がかかっておりました。

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平成19年建立とあります。このくらい新しいものだと信用が置けます (笑)

行ったことがある方なら分かると思いますが、とにかくここの遊歩道の橋は怖いんです。

ちょっとしたアトラクションより遥かにスリルがあります。

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先人たちはよく手堀りで掘ったものです。

木材の運搬用の、生保内森林軌道の廃線跡がそのまま遊歩道になっているのであります。

気がつけば玉川は眼下となり、知らぬ間に少し山を登っています。

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このなんとも言えない色味のブルー。

紅葉の時は、筆舌に尽くしがたい絶景になりますが、水色に関しては新緑から今の時期が一番きれいだと思います。
まぁとにかく美しいの一言。

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現在では回顧(みかえり)の滝から先は、橋の崩落などにつき立入禁止となっています。

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おそらくもうこの先からしか臨めない絶景は、永遠に見ることができないだろうと思います。
わざわざ莫大な補修費用をかけて、この先の道を直すとは思えないからです。

というわけで、一人回顧の滝前で写真を撮ります。



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最上管内の大ボスポーズ!(爆)
(三瀬管内の覇者と、最上の大ボスにこのポーズと表現について確認&了承済み!(核爆)

いやー、それにしても12年で老けましたなぁ・・・。
もう一回りすると還暦ですか・・・泣






さて、約1キロ歩いて来た道をおとなしく引き返しますか!!!


・・・・という性格なら良いのですが・・・。


あれ??


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さすがに「飯村少年の慰霊碑」より先は、それなりの装備がないと行けません。
ほとんどの道が崩落です。
それよりもなによりも、幅1mくらいの狭小遊歩道、足元は50mくらい切れ込んだ断崖絶壁。
ここをスニーカーで命知らずの冒険は48歳の赤タオルにはできませんよ (核爆)


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ゆっくり帰り道を歩きます。

そしてゆっくりと先人の苦労を見つめます。


わかりますか?

そうです。この遊歩道の石壁もほとんどすべてが人力で削ったものなんです。片洞門と呼ばれるもので、崖を削り、人や牛馬などが通れるようにしたものだそうです。当時の人の恐ろしい努力に頭が下がります。


さて、次は近くにある田沢湖芸術村にある「温泉ゆぽぽ」です。

続く
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