東由利 八塩山
Category登山
正式には「やしおさん」と呼ぶらしいが、東由利玉米の昔の人はみんな「やしょ」または「やしょやま」と呼んでいる(はず)。
玉米西久保で育った母(79歳)も、その家の裏で共に大きくなった先代ポニマス(84歳)も、そのように呼称する。

(秋田ファンドットコムより拝借)
東由利で育った方の原風景に必ず描かれているであろう八塩山。
東由利の人にとっては、鳥海山よりも「やしょ」なのである。
私は若い頃からいつかこの山に登りたいと思っていた。
そのずっと登りたかったその山に、昨日の午後少し時間が余ったので、適当な気持ちで行ってきてしまった(爆)
登りのコースは大きく4つほどあるようだが、最もなだらかで鳥海山を眺望できる深山林道登山口は、途中工事中のため通行止め。
人気の鳥居の沢登山口は、2台ほどの先客さんの車が停まっていたのでスルー。
そうすると残ったのは前平コース。



余裕こいて午後2時過ぎから登り始める。
先日Amazonで買った安物ストックのデビューである(笑)
登り始めて10分ほどは、なだらかな杉山の中をてくてくと進んでいくが……
突然始まる連綿と続く急登(大汗;;)

山頂まで1.5㎞なんていう入り口立て札に騙されたと思う。
見晴台で息を整え、なめていたことを反省しながら再度登り出す。

この御林堂を過ぎると、いよいよ本格的な急登だ。
途中の道にいい感じのワラビが見えるが、とても手を出している余裕などない(笑)
次第に腿が上がらなくなってくる。
しかしここでへこたれては地元の園児たちに笑われる。
なにしろ地元の保育園では、毎年この”やしょ”にみんなで登っているのだ。
6歳児にできて48歳にできないわけない!こっちは8倍も生きてるんだぞ!(核爆)
と心を強く持ち、ひたすら急登を駆け上がる。というか、這いのぼる。

この急具合が写真だとよく伝わらないのが残念だ。

ここから山頂までの200mという距離が、これほど長く感じたことはない。
たかが200m、されど半端なくキツイ200mだった…。
そしてもうアカン、ギブアップだと思って何回目かのへたり込みしようかと思ったときに、ようやく山頂の八塩神社が目に飛び込んできた!
70分のコースを60分 (笑)
相当休んだということだ。

社殿の中には由緒ある絵が飾ってある。

大昔の方々はここを馬や牛を連れて登ったというから驚きである。
そして矢島側へ降り、交流をしていたらしい。
つくづく昔に生まれなくて良かったと思った次第である(笑)

わずか700mほどの高さだが、遮るものが何もないため眺望は素晴らしい。

あ、失礼。
山頂小屋で遅いお昼(ブランパンとセブンの揚げ鶏)を食べ、記帳しすぐさま下山。
今来た急勾配を今度は下っていく。ストックがなければ相当きつかったと思われる。
おかげで今回は素っ転ぶことなく、わずか20分で下山。
全身の体脂肪が燃えた感じがした。
八塩山。
うーむ、素晴らしい山であった。
登ったコースは、山登り初心者のダイエッターにはかなりキツかったが、また絶対登りたい。
次回は深山林道コースで出羽の富士を眺めながら。
山登りがだんだん楽しくなってきたぞ!!
玉米西久保で育った母(79歳)も、その家の裏で共に大きくなった先代ポニマス(84歳)も、そのように呼称する。

(秋田ファンドットコムより拝借)
東由利で育った方の原風景に必ず描かれているであろう八塩山。
東由利の人にとっては、鳥海山よりも「やしょ」なのである。
私は若い頃からいつかこの山に登りたいと思っていた。
そのずっと登りたかったその山に、昨日の午後少し時間が余ったので、適当な気持ちで行ってきてしまった(爆)
登りのコースは大きく4つほどあるようだが、最もなだらかで鳥海山を眺望できる深山林道登山口は、途中工事中のため通行止め。
人気の鳥居の沢登山口は、2台ほどの先客さんの車が停まっていたのでスルー。
そうすると残ったのは前平コース。



余裕こいて午後2時過ぎから登り始める。
先日Amazonで買った安物ストックのデビューである(笑)
登り始めて10分ほどは、なだらかな杉山の中をてくてくと進んでいくが……
突然始まる連綿と続く急登(大汗;;)

山頂まで1.5㎞なんていう入り口立て札に騙されたと思う。
見晴台で息を整え、なめていたことを反省しながら再度登り出す。

この御林堂を過ぎると、いよいよ本格的な急登だ。
途中の道にいい感じのワラビが見えるが、とても手を出している余裕などない(笑)
次第に腿が上がらなくなってくる。
しかしここでへこたれては地元の園児たちに笑われる。
なにしろ地元の保育園では、毎年この”やしょ”にみんなで登っているのだ。
6歳児にできて48歳にできないわけない!こっちは8倍も生きてるんだぞ!(核爆)
と心を強く持ち、ひたすら急登を駆け上がる。というか、這いのぼる。

この急具合が写真だとよく伝わらないのが残念だ。

ここから山頂までの200mという距離が、これほど長く感じたことはない。
たかが200m、されど半端なくキツイ200mだった…。
そしてもうアカン、ギブアップだと思って何回目かのへたり込みしようかと思ったときに、ようやく山頂の八塩神社が目に飛び込んできた!
70分のコースを60分 (笑)
相当休んだということだ。

社殿の中には由緒ある絵が飾ってある。

大昔の方々はここを馬や牛を連れて登ったというから驚きである。
そして矢島側へ降り、交流をしていたらしい。
つくづく昔に生まれなくて良かったと思った次第である(笑)

わずか700mほどの高さだが、遮るものが何もないため眺望は素晴らしい。

あ、失礼。
山頂小屋で遅いお昼(ブランパンとセブンの揚げ鶏)を食べ、記帳しすぐさま下山。
今来た急勾配を今度は下っていく。ストックがなければ相当きつかったと思われる。
おかげで今回は素っ転ぶことなく、わずか20分で下山。
全身の体脂肪が燃えた感じがした。
八塩山。
うーむ、素晴らしい山であった。
登ったコースは、山登り初心者のダイエッターにはかなりキツかったが、また絶対登りたい。
次回は深山林道コースで出羽の富士を眺めながら。
山登りがだんだん楽しくなってきたぞ!!
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