酒田市 酒田のラーメン「月」と、きがねわらし
空はまるで私にドライブでもして今後のことを考えろ!とでも言ってるかのような青空、そしてポカポカ陽気。
こんな季節を迎えるとどうしても思い出す昔話がある。
(確信犯的脱線………)
私は幼稚園→小学校低学年と、それはそれは自他ともに認める大変「きかない」わらしでした。

キリスト幼稚園時代は、好きな女の子のことを蹴りまくり(気持ちの裏返し)、またその子を奪い合った恋敵とは毎日のようにケンカ(本気)、牧師先生には平気で「早く死ね」と言い (核爆)あまり笑えませんが知恵遅れだった子は、その子のモノマネをして馬鹿にし…と、思い出せば出すほど、人間失格のようなことばかりしていました。

そんな私の行く末を心から心配してくれたある若い先生に対しては、大人に対する恋心を抱いたものの、やはり気持ちの裏返しで毎日のスカートめくり…
あゝ、もはやこの悪ガキに救いの道は全く無いのでした。
キリスト教の教えはこのガキには何一つ通用しなかったのでありましょうか、アーメン。
クレーン・ダンシング小学校に進学してからもこの悪行振りは続き、ある春に日のことでありました。
ちょうど今のようなポカポカ陽気の日、一年”パイン”組は、学校から徒歩で外に出て、何かを観察しようということになりました。いわゆる校外学習というやつですか。
でもそれは何を観察に行こうとしたのかは、ある事情により未だに不明です (爆)
学校を元気よく飛び出した我々パイン組御一行は、担任の先頭のもと列をなしてルンルンと歩道を歩いていました。
学校から10分も歩いた頃でしょうか、道に小川が流れていました。
現在は暗渠になり、その姿を拝めなくなりましたが、当時は綺麗なせせらぎだったと記憶しております。
私はO谷くんという、まぁ、普通に仲良しの友達と並んで歩いていたのですが、そこに差し掛かった時、何を思ったのかそのO谷くんを小川に向かってドンと押したのであります。
するとどうでしょう、全くそのような横からの力を予測していなかったと思われる彼は、見事に川へとスローモーションのようにダイビングしていったのであります (爆)
あ~れ~ぇぇ… と言ったかどうかは忘れました (爆)
とにかく彼は綺麗なポーズで小川にジャボーンとナイスイ~~ン!したのであります。
その時なぜか私は笑っていたのを覚えております (核爆)
当然みんなの悲鳴を聞きつけた担任の先生が、血相を変えて飛んできましたよ。
「まなぶくん、あんたって子は……」
それまでの毎日、私の散々のやんちゃぶりでほとほと呆れ果てていたのでしょう。担任は激昂しましたが、その時何と言われたかはそれ以上覚えておりません。
当然校外学習は中止、学校に戻ります (汗;;;)
O谷くんはご家族が着替えを持ってきてくれて事なきを得ました (爆)
「なんであんなことをしたの!!!」とその後の緊急授業で散々叱られましたが、なんでって言われても、私はただウケを狙ってやっただけのつもりでしたので、申し開きのしようがありませんでした (爆)

(ペットの象にまたがる私) (核爆)
その後も悪業三昧を繰り返し、小学校一年で義務教育課程を修了しかけそうになりますが、それらのことについてはいずれまた… (笑)

さて!!
というわけで 、先日オープンしたばかりの酒田のラーメン「月」さんへやってまいりました (核爆)
(本当はその前に一麺しているのですが、特に書くこともないし、面倒なので割愛します (爆))
場所は酒田港付近にあります酒田みなと市場の建物内にあります。
詳しくはこちらから。

なんと到着が14時59分!営業は15時までと書いてあります。
恐る恐る戸を開けて「まだ大丈夫ですか?」と聞くと、快くOKとのお返事が。
大急ぎで食券を買います(汗;;;)

初訪デフォの法則。
中華中盛 ワンコインです。
食券をおニイちゃんに渡すと引き換えにプラ板をもらえます。

その番号が呼ばれたらカウンターお渡し口まで出向き、お盆ごと受け取ります。

着丼までおよそ7~8分ほどか。

う~~~む。
ビジュアルがなんとも言えませんが、ブワーっと立ち上る煮干しの香りはなかなかです。
まずはスープを一口。
煮干し&昆布の強烈なまでの主張。
おそらく初めて酒田ラーメンを食べた観光客ならば、きっと衝撃を受けるかもしれません。
しか~し、酒田ラーメンをどんなものか知っているジモティやラヲタにはどうでしょうか…。
麺はシルク麺。喉越しは文句ありません。

敢えて硬麺コールもしませんでしたが、程よい硬さです。
チャーシューは…

肩ロースでしょうか、閉店シャッターで飛び込んだから何も文句は言えませんが、うーむです。
ネギの少なさといったら悲しくなるくらいでした。
券売機にトッピングとして50円でネギがありますので、初めからこれは追加しておいた方ががっかりしないで済むかと思われます。
スープは、帰りの車内でずっと口に残りました。
思い出として残るは良いのですが、味の残像としては残って欲しくありません (笑)
係長の上の役職が介入したラーメンは肯定派の私ですが、少々三国干渉し過ぎな感は否めません。
ワンコインでここまでの味を出せるのか!と思われる方もおられるでしょうから、あまり言いたくはありませんが、私の舌には少しきつかったです。
食べ終わった後は、ブロデューサーの満月さんより、らぁめん花月さんの方を思い出してしまいました。
(意味わかる方、きっとおられるはず)
判断の別れるラーメンですが、みなと市場にまた新たな活気が生まれるように願っています。
そして今後の益々の成長を祈念します。
…という具合に、悪行を繰り返したクソガキも、歳を取ったら少しだけ他人や社会のことを思いやれる人になれたというお話でした。
ちゃんちゃん (超核爆)

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