ローリングストーンズ&都内巡り
Categoryその他
約一年ぶりに上京してきました。
今回の旅の目的は…… 再会と聖地巡礼&祈願。
異国からやってきてくれたおじいちゃんたち、高校時代の友人達との再会。ラーメン界における生き神様と歴史的人物の史跡巡り、そして合格祈願と、一泊二日ではかなり欲張りな行程でしたが、足を棒にしながらもようやく達成することができました。
初日(2/26) 初めて乗ったスーパーこまちは素敵でした。盛岡からの本気走り。日本人の技術力の高さを改めて実感しました。(いまさら!)

そして車内で呑む酒ほどうまいものはありません。でも緊張から4時間でワンカップの「いいちこ」を一本しか飲めませんでした(笑)

そして到着後ホームにて出迎えてくれた友たち。 わざわざ歩いて銀座まで連れて行ってくれ、ど・みそという大変美味しい味噌ラーメンを食べることができました。


銀座アップルストアから、これぞ銀座とも言える和光の鐘の音を聞きながら、オープンカフェで大声秋田弁トーク(笑) でも隣が外人だったから関係ないのです(笑)


浜松町で昼から飲もうと向かった先の立ち飲みの秋田屋からは開店前でフラれましたが、

その後に入ったビアレストランもナイス雰囲気でした。

家に子犬を残してきたのでどうしても帰らなくてはという、旧友よりワンコを選んだ女友達とはここで別れて(笑)我々男衆は水道橋へ。


そしてホテルチェックイン後、いよいよドームへ。
本当に平均年齢70近い人達とは思えません。内臓とかその他全て取り替えてるんじゃないだろうか、Mick Jaggerさん…。Keithさんのぽっこりお腹はは腹水でないことを願う…そんなこんなのあっという間の夢心地だった2時間半を終えてからは旧友達との再会&呑み。そしてカラオケ… ベッドに入ったのはAM3時でした…。








二日目 翌朝、ヘパリーゼ効果で二日酔いもなく、最後まで残ってくれた友とも別れ、向かった先は平将門の首塚。ここでまずは受験の必勝祈願。訪れた者にしかわからないであろう、ものすごいパワーをいただきました。



そして受験といえばここ「湯島天神」へお参りに。
急な石段を眺め、昔はうさぎ跳びでも登れたはずが、今回は雨で滑らないようにと一歩一歩ゆっくり登る自分が、我ながらおじいちゃんのように思えました(笑)
それはさておき、約30年ぶりの再訪でした。
塾生全員の合格を祈願し、木札に名入れしてもらいました。雨に濡れた梅と、ところどころに残る先日の大雪の残雪がきれいでした。





御徒町まで歩き、今度はJRにて田町まで移動して「ラーメン二郎三田本店」です。到着は12時近かったのですでに15名ほど並んでいました。

食券を買い、青紫のプラ板をカウンターに上げて、店員さんから呪文の催促を促されますが、特に何も考えていなかった私は隣の人と同じセリフをつぶやくのが精一杯でした「にんにく、少なめ…」と(笑)

店内ではものすごく大きな3つほどの寸胴を、親父さんとお弟子さん達がボートのオールのようなものでグリグリとかき混ぜておりました。一見ヤミ鍋か?と思うような雰囲気すら感じましたが、立ち上る香りは素晴らしいのでありました。
程なくして、一言もなく目の前のカウンターにどかっと着丼(笑)

こ、これが世に言う二郎か! 麺はやはりこれまで食べてきたインスパイアの麺とはまた違い、本家本元の食感食味!当たり前か(笑) 店内と私の口内に豚の芳香立ち上る中、約15分ほどの格闘の末、美味しく完食することができました。でもこれは間違いなくマシンガンの毅くんや、ぼんずのもんちゃんが私を鍛えてくれてたおかげです。 その痛々しい経験がなければ、残り半分くらいのところで挫折したことでしょう。それくらいノーマルでもたっぷりなのでした。
スープはけっこうしょっぱ目でしたが、やはりうまかったです。 特に豚肉は肉そのものが良いお肉だとすぐにわかりました。こう見えて豚肉の品質には敏感です。 トロトロですが味が染みて適度な噛みごたえもある、神のうまさでした。
創業者の山田さんも、ぱっと見、陽気な呪術師のようですが(失礼)、やはり二郎系の元祖のご本人。柔和な表情の中にも、不思議なオーラをまとっておられる方でした。
私が東京在住の学生時代に出会っていたら、おそらく全支店制覇を目指したことでしょう。もう30年遅く生まれていたら…でも貧乏でやはり行けなかったでしょうし、なにより身体を壊したと思われます(笑)
満腹のお腹を抱えたまま駅に向かって歩いていると、家族から電話で緊急リクエストが入り、柴又の帝釈天参道にある佃煮屋さんへ行ってきてくれとのこと。
一年ぶりの柴又です。何やらテレビ撮影をしておりました。 女優さん、見たことありますが、すぐに名前の出てこないくらいのレベルの方でした(笑) 私も足くらいは写ったかもしれません(笑)
帝釈天本堂でまた合格祈願した後、上野まで戻りアメ横散歩です。息子にKISSとベロTシャツをお土産に買い、御徒町まで歩きます。残念ながらアメ女のメンバーとは会えませんでした(笑)

でも目の前に懐かしのホッテントット族が出現するのでしたwww
そこから何故か皇居付近に行ってみたくなり、日比谷まで行きました。

日比谷公園前の交番を見た瞬間、昔の記憶が蘇りました。 確か19かハタチの時です。 愛車YAMAHAの250、フェーザーというバイクとともに都内を走っておりました。まだ昭和という時代です(笑) ちょうど国会議事堂周辺を走り、日比谷公会堂を横目にした頃、バイクの調子がおかしくなりました。 そうこうしているうちにエンジンが止まり、その後セルも回らず、押しがけしてもかかりません。そしてちょうど目の前には交番が。
私をいぶかしげに見ているおまわりさんに頼みこみました。
「バイクが壊れたのでうちまで帰られません。電車代貸してください。明日きっと返しに来ます」と。
どんなおまわりさんだったかは忘れましたが、快く身銭を切って小銭を貸してくれたその方のおかげで、私はその日無事に電車に乗って帰宅、事なきを得たのです。
翌日、借りたお金を持って交番を訪れました。そのおまわりさんはいなかったと思いますが、一日置いてもらったバイクは何事もなかったかのようにエンジンがかかり、帰ることができました。
あの時のおまわりさんのその後は知る由もありませんが、私にお金を貸してくれたような方です。きっと警視総監くらいになったと思われます(笑) 交番勤務からなれるわけありませんけども (爆) でもま、その交番を眺めながらふとノスタルジックな気持ちになったのでありました。

そんな郷愁たっぷりの気分でお堀を歩きながら、私はふと思いました。日本人なのにこれまでちゃんと二重橋を見たことがなかったと。
そう思った私は、初めて皇居の敷地内に入り、外国人観光客よろしく記念写真など。その間、頭の中ではずーっと島倉千代子が鳴り響いていたことは言うまでもありません。needless to sayです。





私も歳とったということなんでしょうね。 おまわりさんからお金借りてた頃の自分なんて、間違っても公園で鳥っこを見て落ち着いたりしてませんでしたし

都心の一等地に立派なお屋敷を持っている年寄り(昭和天皇)に対しては、哀れみこそあれ、尊敬の念はありませんでしたから。 人は年月で変わるものです(笑)
さて、そんなのんきなことをしていたら、もう帰りの新幹線の時間が迫ってきていました(焦) 東京駅内で娘に頼まれたものを買う時間と、ラーメンストリートでつけ麺でも食べる時間をプラスすると、もう一刻も余裕がなかったのです!なにやってんだか。
東京駅までは徒歩5分くらいで行けるべとタカを括っていましたが、そんなことは棒になった二本の足が許しません。引きずるように向かいましたが、欲張って都内を歩きすぎた運動不足の足はなかなか言うことを聞いてくれないのです。 それでも急いで駅内に突入。

しかし何度来てもよく分からない構内に迷いに迷い、娘のお土産をようやく買えた頃には時刻は出発の30分前! とてもラーメンどころではなくなっていました(泣)
それどころか、自動改札にもストップをかけられたりしてムカつくことこの上なし(笑) 「あー、機械には切符を二回通しちゃダメ」と、年配の国鉄時代からの生き残りみたいな態度Lの職員に嫌味を言われるも、人の丸くなった私は笑顔で対応。
間違っても昔のように切符を投げつけ、食ってかかったりしません(爆)
いや、時間的にそんな余裕はありません!走ります。重いバッグを抱っこしてただひたすら新幹線ホームを目指して走ります!!
喉もカラカラ、頭から汗を吹き出しながらもやっとたどり着き、ホームでこまちを見つけた時は、思わずそのボディにタッチしてしまいました。よく待っててくれたなと。あんまり嬉しかったので、つい勢いで車体に落書きしてしまいました。
「ありがとう、こまち」とww

そして無事に出発したこまちの車内で缶ウーロンハイを二本も飲むと睡魔に襲われ、うとうとしてしまいました。

本荘に着いたのは23時04分。
うちまで歩いて3分の距離なのですが、かみさんから車で迎えに来てもらい、私の今回の一人旅は終了しました。
今もまるで一週間も都内にいたような、不思議な感覚が残っています。 それでも現実は現実。 各種パワースポットからいただいた力を私が媒体となりそのまま受験生たちに授けたいと思います!!
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