二度目の受診
大腸の内部圧力が高まり、外側にぽこっと壁が飛び出し、炎症を起こす病気らしく、ひどい場合は激しい腹痛と発熱を伴うらしいです。
その日から断酒し抗生物質を飲み続けた結果、三日目には腹部の痛みは取れました。
押しても痛みはありません。
さて、今週末はいろんな行事が重なる為、早めに再診を受けようと思い、本日大嫌いな病院へ行ってまいりました。
背部痛は一向に快方に向かわず、かえって周りの部位を引きずり込んで痛くなっているような感覚すら覚えたため、来週月曜の診察を前倒しして診てもらったというわけです。
超音波診断の結果、「大腸憩室炎」はやはりほぼ完治しておりました。
ところが問題の背部痛はそのままです。そのことを本日の消化器の先生に伝えると、一度整形外科で診てもらおうということになりました(ここまでは予想通りの展開です)
そして首のレントゲンを撮ってからCTを撮るかどうか決めると言います。
うーん、CTは今まで一度も体験したことがありません。でもこの際仕方ないかと腹をくくります。
劇混みの院内。
ひしめく患者さんの隙間を縫って今度は整形外科へ移動です。
整形外科では以前罹患した頚椎ヘルニアを診て下さった先生で話しやすく、さらに手を叩いたり首を上げ下げしたり様々なことを試してくれました。
しかしこれといった決め手がありません。
レントゲン写真を見た先生の見立てとして頚椎(6~7)が悪さをして背部の神経を刺激しているだろうとのこと。私も前回は左に激痛が出たので、今回は右に出たのではと当初から疑っていました。
ですからここまではまあ予想通りの展開だったのですが、ここで先生が一言恐ろしいことを言われたのです。
「可能性としては低いのですが、万が一解離性大動脈瘤だと一刻を争いますからCT撮りましょうか」と((((;゚Д゚)))))))
この病気の恐ろしさについては、親しい方も罹患して、それこそ生きるか死ぬかの大手術をしているので十分知っています。
なにやらその一言のあと、周りが急にバタバタしてきました。
先生はPHSでCTの技師と緊急電話、看護師さんは点滴の準備にあたふた、私は同意書を書かされました。

本来ならすぐに輪切りにされるはずでしたが、先日の血液検査の結果で、腎機能にいささか高い値が出ていたので、急きょ点滴をしてから造影剤撮影という展開になりました。

(もはや予想外の展開に狼狽も狼狽、冷静を装いながら内心は焦りまくりです)
幸いにしてCTを担当して下さった看護師さんがFB友達の奥様であり、ラーメンの話やら写真の話で気を紛らすことができたのがわずかな救いです。
点滴して一時間ほど、いよいよCT撮影です。

巨大ドーナツです(笑)
中に入ってこんなことになったらどうしようと、不安な心と恐怖心を落ち着けるために不思議と下の写真のような場面が頭にチラつきます。


幸いにして第一病院の機械から”おばちゃん”は出てきませんでした(爆)
知ってる人だけ笑ってください。
(確かガキ使はMRIだったか…。)
断層撮影はわずか10分ほどで終了。
あとは恐ろしい診断結果を待つだけです…。
ベッドに横たわり、しばらく点滴を続けていると担当医が看護師を伴ってやってきました。
その口から出てきた言葉は………
「佐藤さん、動脈瘤は見当たりませんでしたよ。気胸も見当たりませんので、やはりクビが原因かと思われますから…」
あとはなんと言われたか覚えてません。
ホッとし過ぎて記憶が飛んでいるのです。
何はともあれ大病が原因ではなかったので、安心できました。
が、まだ背部痛の原因は謎のままなのです。
そうとはいえ、今日たまたま本荘を訪れたFB友達・六郷の”医者”ではなく”石屋”さん(爆)いけっちくんと、かどっちくんがわざわざ病院まで来てくださったりして、嬉しいこともありました。
長時間に及ぶ点滴の後、帰宅してから食べた いけっちくんのお土産(フレンドールのメロンパン)のそれはそれは美味しかったこと(泣)
お二人にもご心配おかけしてすみませんでした。この場を借りてお礼申し上げますm(__)m
さてさて、これから毎日はこれら大量のお薬とともに過ごすことになりそうですよ(泣)

身体、再び鍛え直さんとあかんな´д` ;
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