FC2ブログ

大曲 そば打ち幸甚 ポルチーニを食す

Categoryそば
IMG_6816_20231115162720acf.jpg

随分前に横手の酒蔵開きの際に立ち寄らせて頂いて依頼の再訪です。

この日はなんとなくかみさん共々蕎麦の気分でありました。

休日お昼の訪問でしたので、激混みワロタを覚悟して訪れましたが10分程のウェイティングでカウンター席に通してしていただきました。

IMG_6805.jpg

入店前、何にしようか迷っていましたが、壁に貼ってあったこの限定メニューに心を奪われました。

ポルチーニなるキノコ、プロのキノコ採りとしては一度は食べておかねばならないでしょ?笑

横文字キノコではありますが、普通に秋田の山中にも生えているキノコです。

「ヤマドリタケモドキ」これが和名です。


(伊沢正名氏撮影・日本のきのこより抜粋)

私もかつて一度だけこのキノコと遭遇したことがあるのですが、そのときは不安で食べませんでした。

素人の方が天然キノコを採ってきて食べるときは、まずはプロの方に同定してもらうか、もしくは死ぬ覚悟をもって食べなくてはいけませんよ(爆)

いやいやこれは冗談ではなくて、本当の話です。

キノコの食中毒は、他の食材の比ではないと云います。

もちろんキノコの種類にもよりますが、カエンタケやニガクリタケ、ドクツルタケなど食べてしまった日にはすぐに的確な処置を受けないとほぼ間違いなく「死に」ます。

ムキタケと間違われる事が多い「ツキヨタケ」も、初めは美味しくてペロペロいけるみたいですが、その後襲ってくる吐き気と腹痛はおそらくその後の人生においてキノコ嫌いになること間違いなしでしょう。まぁ私は当たったことがありませんけどね(爆)

二十代のころ、飲み屋のママと二人、鳥海山で一生懸命に「ツキヨタケ」を採ってきて、やはりキノコに詳しい人に見せたら、即全部その場で捨てられるという間抜け体験をしています。

その際にムキタケとの違いを詳しく教えていただき、それ以来間違うことはなくなりました。

両者をその場で比較したら一目瞭然なのです。

キノコの判定で一番大事なのは「両者」をその場で比較することなのです。

図鑑をいくら見たところでキノコの同定には不安がつきまといます。

私はこれまで何度も食毒不明菌を食べてきましたが、その都度無事に朝を迎えられるか心配な一夜を過ごしたものです。

なしてそこまでして食べなきゃいけないの?と言われりゃそれまでです。

ほんと、今考えたらバカみたいです。

確実なキノコばかり食べてればいいわけですから。

でもキノコを採り始めて少し経つと、どうしても「これは食べられるのだろうか?」といった説明し難い食の意欲?そんな不思議な感覚に囚われるのです。

それがキノコに興味が湧いた瞬間なのであります。

私の場合は毒キノコを必死に覚えることで食菌を増やしていきました。

つまりは、英単語の不規則動詞を覚えるのと似ていて、不規則動詞(毒キノコ)を覚えることで、残りは規則動詞だからedを付ければ食べられるみたいな(イミフ爆)

それでも毎年のように新たに毒キノコ扱いをされるキノコが出てくるわけで、難しいところではあります。

スギヒラタケ(スギワケ、スギキノコ、スギモタツ)などはその良い例ですね。

いわゆる走りのキノコで、まずこれを採ってから本格的な秋キノコシーズンに入っていたのに、2004年の死亡例からいきなり毒キノコ扱いにされ、キノコシーズンの入り口がずれてしまいました。

とはいえ、私は2004年のみ異常気象による特異型として発生しただけであり、以後は元来の優秀な食菌に戻ったものと信じ、毎年採って食べております(自己責任!)

ここを見て大丈夫だと思って食べたら脳炎になって死んだというような苦情は一切受け付けませんよ(爆)

まぁ死んでからは文句言えないでしょうが(爆)

とにかく一抹の不安を感じるようなキノコは食べてはいけません!

スーパーで栽培物を買って食べるのが一番確実です!

と、久々に大脱線!

幸甚さんに戻りますね!(笑)




全体図であります。

漬け汁からホワンとキノコの香りが立ち上ってきます!



エノキタケ…(スーパー)



マイタケ(スーパー)



ブナシメジ(スーパー)



シイタケ(スーパー)

そして!



これがヤマドリタケモドキ!(ポルチーニ)

であります。

(スーパー)とは、めっちゃ美味しいという意味ですからね!(笑)

ポルチーニ、やはりイグチ系のキノコでありまして、コクが強いです。

おそらく栽培物でしょうが、この食感と風味はやはりイグチ系のクイーン。

この5種類のキノコが生み出す出汁のハーモニーが素晴らしい一品でした!

また来年まで食べられないのが惜しいくらいです!







かみさんが頼んだ冷がけとエビ天ぷら蕎麦も美味しそうでありました!





それにしても大曲には蕎麦やラーメンなどの麺類の名店が多くて羨ましい限りです!

それではお腹も満たされたことですので、本来の目的地、旧池田氏庭園へ向かうことにします!

ではまた!!
関連記事

スポンサーリンク

0 Comments

Post a comment