喜多方の老舗「まこと食堂」が閉店・・
Categoryらーめん

喜多方の老舗、創業76年という歴史を誇る「満古登食堂」さんが9月いっぱいで閉店されるという噂を聞き、やはり最後にどうしても食べたいということで、かみさんとワンコーズを無理やり引き連れ、残暑厳しい福島県喜多方市まで向かいました。
9月17日のことでした。
前回食べたのはもう30年近く前のこと。
味なんてすっかり忘れてます。
ましてや、当時はスマホなんて文明の利器はちろんないわけで、当然今のように食べたものを写真に撮るなんて習慣もありませんでした。
ただ、朝早く到着して座敷で親戚たちとオーソドックスな中華そばを啜ったという記憶だけ・・
あぁ、もう一つの記憶が残っております。
それは帰り際、短時間だから良いだろうと思って車を停めたスーパーの駐車場に戻るとしっかり「無断駐車禁止」の張り紙がされていたこと(爆)
あの頃生まれた子供が30歳になるほどの時間が経過しているので、もはや初訪と言ってもいいのかもしれません。
自宅を出発したのが午前7時ちょい前。
もちろん数十人の行列くらいはできているだろう、でも11時前に付けばなんとか食べられるだろうと高を括った作戦は・・・
見事に大失敗したのであります(自爆)

おいおい、これじゃかつてのGWの頃の海辺の行列と変わんねーよ(泣)
しかも並び始めると数人後方で「本日終了」の看板が!!

もう少し余裕こいていたら、間違いなく食べられないようなギリギリ滑り込みセーフだったのであります。
とにかくこの日は9月半ばというのに酷暑。35度近い盆地の路上で並び続けるのは命懸けです(爆)
我々よりも辛かったのはワンコーズです。
日陰とはいえ、窓を開けているくらいでは熱中症を通り越して死んじゃうレベル。

エンジンをかけ続け、エアコンで冷やし、水を十分にあげて我慢してもらいました。
(ももるる、ごめんよ)
そんな天気でしたので、夫婦交互に車に戻って体を冷やして耐えること3時間。
ついに我々に順番が回ってきましたよ〜(長かったぁ・・)



あー、本当に辞めちゃうんだ・・
こんなにもったいない話はないでしょうが。
なして誰も継がんのだ!!と一人ぼやいてもしょうがないですね。
お店の決めたこと。残念でも仕方ありません(泣)

レンゲは要らんのですが、こんなにかわいいレンゲ入れならなんとなく使っちゃいそう(笑)

外で並んでいる時に既に注文済みだったので、提供は恐ろしく早かったですね。。(救い)
夫婦二人とも「チャーシュー麺」であります。
まあ確かにチャーシューは薄いです。ボリューミーとは言えないかもしれませんが、私はこの丼顔に満足でありました。
スープは豚骨&煮干しの喜多方ラーメンのセオリー通り。
朝から炊き続けたスープなので「ブレる」こともあるようですが、私達は最高のいっぱいと感じました。

そして喜多方といえばこの麺ですよね〜 中太縮れ。
しっかりとした弾力。いわゆるもちもち麺。
これがもう食べられないのか・・もう10回は最低通いたかった・・・

あわせて注文していた「煮込みカツ丼」です。
あまーーーい!! (笑)
煮込みなら甘くないだろうと読んだのですが、いやいやどうして。この日の読みはかなりの確率で外れるのでした(笑)
でも決して嫌いな味付けではありません。ソースが甘いのか煮汁が甘いのかわかりませんが、とにかく個性的なカツ丼でありました。
でもその甘さから逃れるために、この大量の中華スープがあるわけで(違うだろ)

チャーシュー麺、カツ丼、スープを飲み干す頃には腹10分。
最後にお土産ラーメンも買わせていただき、お店を後にしました。
並びに3時間、食べるのに0.5時間でありました(爆)
それでも大満足。ご主人に「寂しいですが長いことお疲れ様でした」とご挨拶を済ませ、ワンコーズの待っている車へ急ぎ戻ります。
「あんたたちだけ美味しいもの食べて!! 」という表情で我々を待っておりました(苦笑)
往復7時間もかかりますが、
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