復興を遂げた南三陸町にて
Category大人の休日倶楽部
前日の超ハードスケジュールでとんぼ帰りした河口湖行きの疲れがそのまま残っている中、この日は近場でややゆっくりめの移動です。

ゆっくりめと言えど、出発は午前6時過ぎ。夜型人間にとって相変わらず朝は早いです。

定番の秋田新幹線こまち10号。
羽後本荘駅から秋田駅経由で都内に向かう場合、これが最も早い便になります。

やっとかみさんが弁当を持たせてくれましたよ(爆)
これが朝食です。
午前9時半に杜の都駅へ到着、そこからトーホグ本線に乗り換えます。
ここから人生初乗車のローカル線が続きます。

この日は先発の新幹線に遅延が発生していたため、連絡するローカル線も全てそれに合わせて待機してくれていました。
小牛田(こごた)駅から柳津駅へ向かうのは、バスのような気動車。

ガタンゴトンという音と果てしなく広がる田園風景をつまみに、やはりプシュっと音を立てて缶が開いてしまうのでありました(笑)
本当にゆっくりゆっくりと目的地を目指します。昨日とは正反対(笑)


北上川の雄大な流れ…
にしてもこのバスみたいな気動車、旅情たっぷりでありました。
途中民家の脇を抜ける時は、伸びた枝がビシっと音を立てて車体にぶつかったり、線路側の民家の庭を突っ切るようなところもあり、まるで田舎の江ノ電、もしくは花やしきの如くでありました(笑)
そして、柳津からはこれまた初乗車「BRT」であります。



今度はバスみたいな気動車ではなく、本物のバスです(笑)
もちろん線路ではなく、道路を走ります!
事前の勉強不足により、一般国道を走るのは知りませんでした。
自分はてっきり津波で破壊されてしまった線路跡に道路を作り、その上を走るものだとばかり思っていたので、これは少々意外でした。(後でキチンと調べてみたら、もちろん専用道路もあり、私が乗った区間がたまたま一般道だっただけ)
乗り込んだ際に取った整理券を降車時に箱に入れると同時に、おときゅうパスを提示してバスを降ります。

柳津から30分ほどで今日の目的地である南三陸町「志津川」へ到着です。
なんとここまで6時間掛かりました!
路線図はこんな感じです!

同じ東北でありながら、昨日の山梨河口湖までとほぼ同じ時間(笑)

そして目と鼻の先にある「南三陸さんさん商店街」へ!

ここ南三陸町は、子供達がまだ小さかった頃、何度も訪れている思い出の地。
私は震災直後に一度、家族としても復興後に一度訪れております。

写真はその家族で訪れたときのもので、まだ仮復興といった感じの商店街ですね~
ちょうど10年前の大型連休の時でした。
家族は焼きそばやラーメン食べてる中、自分は別行動でウニ丼 (核爆)

この後しばらくかみさんの目が冷ややかだったことを覚えてます(爆)
足元はまだ砂利だったさんさん商店街も、今や建物も敷地もすっかり立派になってて驚きました!

それもそのはず、かの隈研吾さんがデザインしたという各建物。
センスいいわけだ~
隈研吾と言えば新国立競技場!
そんな日本を代表する建築家が設計した商店街の建物は一つ一つ見所いっぱい!
でも私はそんなの見向きもせずに、まず向かったのは商店街を超えたところにあるマイガソスタ(爆)
なんのことはない、コンビニです(笑)
もうとっくにガス欠状態でありました。。
もちろん日本酒(一ノ蔵)と缶チューハイをゲットして商店街に戻ります!
そして人生で数えるほどしか食べたことのない「ウニ丼」を探して数店舗を回るわけであります!
今の季節「キラキラ丼」はシーズン真っ只中の「ウニ丼」。秋になるとサーモン丼やイクラ丼といった感じで旬のものが丼に乗ります。
夏といったらウニ!雲丹!うにぃ~~!(嬉しすぎて少しおかしくなってる)
店舗により若干の値段、内容に違いがありますが、ほぼ横並びです。そりゃそうだ。
自分はPayPay払いのできるお店を選んで、店内ではなくフードコートで食べることに。
この日のために貯めたと言ってもよいPayPayポイント。それをズバッと使って……
キタァーーー!!!!

雲丹雲丹雲丹~~!!

いざ刮目せよ!この柔毛に(爆)

一刻も早く食べたいのですが、どうどう。自分を落ち着かせるために写真撮りまくり(爆)

一ノ蔵の準備も完了!!
いざ、実食!!!
もうね、3分くらいで完食ですよ。
なんで無くなっちゃうんでしょうね?(←バカか?)
美味しいラーメンを食べてても、この麺が永遠に無くならなきゃいいのにと思いますが、このウニ丼に至ってはもう瞬時に無くなってしまうので、至福というよりも食べ続けるほどに悲しくなってしまうのであります。
いやはや、このウニ丼、I’m speechless!!
気づきました。
自分はウで始まる食材が大好きなのでした!
ウニ!
ウナギ!!
そして…
ウシ!!(爆)
お腹も気持ちも大満足して、ほろ酔いの私は近くの震災遺構へ。
すぐに酒が醒めましたね……。

あの日あの時、この建物の屋上にはたくさんの人が避難していました。
誰しもがこの建物を超えるような津波が来ようとは思わなかったことでしょう。


押し寄せた津波の破壊力。
それがまざまざとわかる鉄骨の曲がり具合。

そして芽吹く新しい命。

野良にゃんとしばし語り合う午後。

頭上にはまっすぐな飛行機雲。

すっかり昔と街並みは変わってしまいましたが、南三陸に生きる方々と触れ合って、自分も頑張らねばと思わされた次第です。
本当に来て良かった……

おーっと、あまり感傷に浸ってばかりもいられない。
帰りのBRTがもう来ておりました!
これを逃すとヤバいので急ぎます!

志津川の海はやはりキレイでした…

おっ!貸切と思ったバスに自分以外の方も乗っておられました!

バスは前谷地駅へ到着。
ここから仙台まではまたトーホグ本線です(笑)

んんん???なんか乗り場を間違えたようです(自爆)
先程バスで一緒になった若い女性と二人、必死に階段を上ります(自爆)
お互いこの路線は初めてだったので、右も左もわからなかったのです。
その後電車内でいろんなお話を伺うことができました。
なんとその方は関西からいらしてるとのことで、この日は久慈からずっと南下して戻ってきたそう。
超優秀なお子さんが仙台に住んでおられ、会いに来たついでに三陸を巡ってきたとのことでした。
どう育てればそんなに立派な子供さんになるものか、イチから聞きたかったところでありますが、残念ながらそれには乗車時間が足りませんでした。
仙台駅でサヨ奈良を告げ(笑) 私は新幹線、彼女は仙台市内へと消えていきました。
……やっぱ旅はこうでなくっちゃね!(イミフ)

こまち35号がこの日の戻り新幹線でした。

一人出発式を済ませ…

山並みを眺めていたら、あっという間に秋田へ着いてました(笑)

対面式の電車で飲み続けることは並大抵の度胸ではできませんよ(爆)
でも秋田から本荘までの田舎電車ならできるのです(笑)
この日も大変勉強になった一日でありました。
酒呑みぐうたらの姿は仮の姿で、本当はしっかりと各地で勉強しているのであります(本当か?)
この日の一番の収穫は、南三陸まで行くなら6時間掛かる電車乗り継ぎではなく、3時間で着くようになった車を選択すべきだということですね (核爆)

ゆっくりめと言えど、出発は午前6時過ぎ。夜型人間にとって相変わらず朝は早いです。

定番の秋田新幹線こまち10号。
羽後本荘駅から秋田駅経由で都内に向かう場合、これが最も早い便になります。

やっとかみさんが弁当を持たせてくれましたよ(爆)
これが朝食です。
午前9時半に杜の都駅へ到着、そこからトーホグ本線に乗り換えます。
ここから人生初乗車のローカル線が続きます。

この日は先発の新幹線に遅延が発生していたため、連絡するローカル線も全てそれに合わせて待機してくれていました。
小牛田(こごた)駅から柳津駅へ向かうのは、バスのような気動車。

ガタンゴトンという音と果てしなく広がる田園風景をつまみに、やはりプシュっと音を立てて缶が開いてしまうのでありました(笑)
本当にゆっくりゆっくりと目的地を目指します。昨日とは正反対(笑)


北上川の雄大な流れ…
にしてもこのバスみたいな気動車、旅情たっぷりでありました。
途中民家の脇を抜ける時は、伸びた枝がビシっと音を立てて車体にぶつかったり、線路側の民家の庭を突っ切るようなところもあり、まるで田舎の江ノ電、もしくは花やしきの如くでありました(笑)
そして、柳津からはこれまた初乗車「BRT」であります。



今度はバスみたいな気動車ではなく、本物のバスです(笑)
もちろん線路ではなく、道路を走ります!
事前の勉強不足により、一般国道を走るのは知りませんでした。
自分はてっきり津波で破壊されてしまった線路跡に道路を作り、その上を走るものだとばかり思っていたので、これは少々意外でした。(後でキチンと調べてみたら、もちろん専用道路もあり、私が乗った区間がたまたま一般道だっただけ)
乗り込んだ際に取った整理券を降車時に箱に入れると同時に、おときゅうパスを提示してバスを降ります。

柳津から30分ほどで今日の目的地である南三陸町「志津川」へ到着です。
なんとここまで6時間掛かりました!
路線図はこんな感じです!

同じ東北でありながら、昨日の山梨河口湖までとほぼ同じ時間(笑)

そして目と鼻の先にある「南三陸さんさん商店街」へ!

ここ南三陸町は、子供達がまだ小さかった頃、何度も訪れている思い出の地。
私は震災直後に一度、家族としても復興後に一度訪れております。

写真はその家族で訪れたときのもので、まだ仮復興といった感じの商店街ですね~
ちょうど10年前の大型連休の時でした。
家族は焼きそばやラーメン食べてる中、自分は別行動でウニ丼 (核爆)

この後しばらくかみさんの目が冷ややかだったことを覚えてます(爆)
足元はまだ砂利だったさんさん商店街も、今や建物も敷地もすっかり立派になってて驚きました!

それもそのはず、かの隈研吾さんがデザインしたという各建物。
センスいいわけだ~
隈研吾と言えば新国立競技場!
そんな日本を代表する建築家が設計した商店街の建物は一つ一つ見所いっぱい!
でも私はそんなの見向きもせずに、まず向かったのは商店街を超えたところにあるマイガソスタ(爆)
なんのことはない、コンビニです(笑)
もうとっくにガス欠状態でありました。。
もちろん日本酒(一ノ蔵)と缶チューハイをゲットして商店街に戻ります!
そして人生で数えるほどしか食べたことのない「ウニ丼」を探して数店舗を回るわけであります!
今の季節「キラキラ丼」はシーズン真っ只中の「ウニ丼」。秋になるとサーモン丼やイクラ丼といった感じで旬のものが丼に乗ります。
夏といったらウニ!雲丹!うにぃ~~!(嬉しすぎて少しおかしくなってる)
店舗により若干の値段、内容に違いがありますが、ほぼ横並びです。そりゃそうだ。
自分はPayPay払いのできるお店を選んで、店内ではなくフードコートで食べることに。
この日のために貯めたと言ってもよいPayPayポイント。それをズバッと使って……
キタァーーー!!!!

雲丹雲丹雲丹~~!!

いざ刮目せよ!この柔毛に(爆)

一刻も早く食べたいのですが、どうどう。自分を落ち着かせるために写真撮りまくり(爆)

一ノ蔵の準備も完了!!
いざ、実食!!!
もうね、3分くらいで完食ですよ。
なんで無くなっちゃうんでしょうね?(←バカか?)
美味しいラーメンを食べてても、この麺が永遠に無くならなきゃいいのにと思いますが、このウニ丼に至ってはもう瞬時に無くなってしまうので、至福というよりも食べ続けるほどに悲しくなってしまうのであります。
いやはや、このウニ丼、I’m speechless!!
気づきました。
自分はウで始まる食材が大好きなのでした!
ウニ!
ウナギ!!
そして…
ウシ!!(爆)
お腹も気持ちも大満足して、ほろ酔いの私は近くの震災遺構へ。
すぐに酒が醒めましたね……。

あの日あの時、この建物の屋上にはたくさんの人が避難していました。
誰しもがこの建物を超えるような津波が来ようとは思わなかったことでしょう。


押し寄せた津波の破壊力。
それがまざまざとわかる鉄骨の曲がり具合。

そして芽吹く新しい命。

野良にゃんとしばし語り合う午後。

頭上にはまっすぐな飛行機雲。

すっかり昔と街並みは変わってしまいましたが、南三陸に生きる方々と触れ合って、自分も頑張らねばと思わされた次第です。
本当に来て良かった……

おーっと、あまり感傷に浸ってばかりもいられない。
帰りのBRTがもう来ておりました!
これを逃すとヤバいので急ぎます!

志津川の海はやはりキレイでした…

おっ!貸切と思ったバスに自分以外の方も乗っておられました!

バスは前谷地駅へ到着。
ここから仙台まではまたトーホグ本線です(笑)

んんん???なんか乗り場を間違えたようです(自爆)
先程バスで一緒になった若い女性と二人、必死に階段を上ります(自爆)
お互いこの路線は初めてだったので、右も左もわからなかったのです。
その後電車内でいろんなお話を伺うことができました。
なんとその方は関西からいらしてるとのことで、この日は久慈からずっと南下して戻ってきたそう。
超優秀なお子さんが仙台に住んでおられ、会いに来たついでに三陸を巡ってきたとのことでした。
どう育てればそんなに立派な子供さんになるものか、イチから聞きたかったところでありますが、残念ながらそれには乗車時間が足りませんでした。
仙台駅でサヨ奈良を告げ(笑) 私は新幹線、彼女は仙台市内へと消えていきました。
……やっぱ旅はこうでなくっちゃね!(イミフ)

こまち35号がこの日の戻り新幹線でした。

一人出発式を済ませ…

山並みを眺めていたら、あっという間に秋田へ着いてました(笑)

対面式の電車で飲み続けることは並大抵の度胸ではできませんよ(爆)
でも秋田から本荘までの田舎電車ならできるのです(笑)
この日も大変勉強になった一日でありました。
酒呑みぐうたらの姿は仮の姿で、本当はしっかりと各地で勉強しているのであります(本当か?)
この日の一番の収穫は、南三陸まで行くなら6時間掛かる電車乗り継ぎではなく、3時間で着くようになった車を選択すべきだということですね (核爆)
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