かみさん孝行の旅 河口湖へ(後編)
Category大人の休日倶楽部

大曲を出発してからちょうど6時間かけ、フォリナーの方々と同じ電車に揺られて到着した河口湖駅。
気温32℃。まぁそれほど驚くほどの暑さではありませんでした。
でしたが、やはり酒を飲み続けているとドンドン体内の水分が失われていきます。
本来、駅から目的地まではヘイ・タクシーで行くつもりでしたが、その乗り場もフォリナーズが並んでいます(1ムカ)
そしてそのタクシーもあまりタマ数が多くないようで、非常に回転率が悪いのです(2ムカ)
それならばと、約1.5キロほどを徒歩で行くことに!!
その前に駅近くの"青い牛乳缶"のコンビニでまた水分補給です(だからそれが水分を奪うんっだって自爆)
駅から出てすぐ左側にあったお店に入ります。
すると今度はレジが・・・・・・・ やはり異国人が列をなしています。
しかし、さすがにレジくらいは並んでもまだ時間に余裕があるだろう!!と思ったのが甘かった・・・・
私の前には10人弱。日本人だけであれば10分もあれば自分の番になるはずでした。
が。。。。。
待てども暮らせども列が進みません。おかしい。
こんなに混むんだったら普通レジは二台体制だろ?
もしくはセルフレジくらい置くだろ?
それが全くない牛乳缶コンビニ(3ムカ)
しかもだぁ。その一人レジの従業員さん、頑張っているのはよーくわかりますが、見た目でハッキリと動作がゆっくりなのがわかる(4ムカ)
それでもなんとか進んで、あと五人待ちくらいになったとき、レジに向かったのが言葉から明らかに習近平の国民家族!!
たくさんの商品をレジ前に並べ、これ温めろ、これ欲しいものと違うといった感じで不慣れなレジの女性になにか喋っている。
三十代くらいの旦那らしき男は、酒を間違ったらしく、別の商品を持ってきてレジに訂正かけさせている(もうムカつきマックス)
ここまで通算20分は待ったでしょうか。
ついに私の太~い太い堪忍袋の緒が音を立てて切れてしまいましたよ(爆)
すぐさま冷蔵庫に引き返し、商品を戻し店を出ました!!
私の後ろにはさらに20人くらい並んでいたでしょうか。
「みんな!! やめとけ!! もう一時間はかかるぞ!!」 と心の中で彼らに叫びながら、私達は失われた時間を取り戻すべく目的地へ大急ぎで向かうのでありました。
そして別のコンビニ「ハミマ」(ちょっと駅から離れればめちゃ空いてる)で無事に酒をゲットし、もくもくと歩きます。
もはや夫婦間に会話などありませんよ。
だから黙々と・・と言ったでしょ(笑)
ナビで近道を選択し、やっとたどり着いたのは「ほうとう蔵 歩成(ふなり)」さん。
チェーン店ですが、この店舗は地元でもかなりの人気店のようです。

山梨といえばやはり「ほうとう」ではありませんか?
ストレート過ぎますかね?(苦笑)
ほうとうは、いや、ほんとうは「吉田うどん」にも興味があったのですが(安いし)、このお店はどの部屋からも富士山が眺められると食べログ先生が言っておりましたので、そのへんに期待してみました。

運良く頭の下はまだ見えております。(この後急激に天候悪化予報・・・)
さて、ここのお店のシステムがまた難しい・・・(苦笑)


きっと「出発式はしないのだすか」と聞いてきた御仁はムンつけて帰るレベル(爆)
そしてここでもまた敵は自分ではなく「異人さん」たち・・・・

倭人たちはどこへいったーーーー ??? (核爆)
いやはや、受付を済ませてから店前待機が30分ほど。
やっと自分たちの番が呼ばれ、広い店内に。


それにしても芸能人・有名人達のサインの数が凄い!!
なぜかビッグボス新庄は写真だけ(爆)

店内は真っ直ぐに富士山を臨める設計で、その一番奥には・・・


かつて甲斐の国を治めたあの武将の甲冑がド~~ンと。
黒澤の影武者を思い出しますねぇ。。。
あの映画は本来「勝新太郎」が主演を務めるはずだったのですが、世界のクロサワと喧嘩したんですよね~あのパンツ履かないオヤジは(爆)
当時、飛ぶ鳥を落とす勢いの座頭市俳優と、なんかかつての栄光に少し翳りが射しつつ、方向性が少しわからなくなってきた往年の大監督の見事なる対立でした。
子供でもなんかあのいきさつを見ていて大人社会のドロドロさを感じたものですよ・・・
・・・・・
はっ!!!
そんな悠長なことを言ってられないのでありました。
もう歩いたのと、コンビニチャイニーズ家族と、激混みほうとう屋さんの三重苦?により、我々のこの後の行動はすべてキャンセル(泣)
それよりもここほうとう屋さんでも時間が掛かってしまうと、戻りの特急・新幹線に乗り遅れるという一番恐れている事態が発生してしまう可能性すら出てきました!!(超大焦)
そこで私は店員さん(皆さんとても愛想が良く素晴らしい接客!!)に、「我々には時間がないのでござる。もし少しでも急いでもらえたらかたじけない」とお願いし、それが功を奏したのか、10分もかからず激アツのほうとうが振る舞われたのでありました!!

鍋から小分けして食べるのがオーディナリー・ピーポーの常識でありましょうが、何度も言いますが私達には時間が無いのであります!!
私は鍋からダイレクトで麺を啜らせていただきますよ (核爆)

こんなとき、本当に琴平味噌そばで舌・口内を鍛えられていて良かったなと思えるのでありました(それでも少し灼けた爆)
もうどこへ入ったのかわからないとはこのことです(自爆)
でもとにかく味噌がまろやかで美味しく、野菜たっぷり。ゆっくり食べられたらきっとこの10倍美味しかったことでしょう(爆)
これまでの人生でこれほど早く麺類を食べたことがないレベルで食べ続けましたが、そんな私を苦戦させたのが「激アツカボチャ」(爆)
これが死ぬほど熱いのです。しかもゴロゴロ入っている(笑)
たぶん私の強靭な舌を焼いたのはコイツです(笑)
それでも二人で格闘すること約7分。なんとかおつゆまで飲み干し、口内の熱を冷ますビールも飲み干し、そして最も重要な帰りのタクシーも予約してもらい、会計を早々に済ませ店を出ようとしたのですが、営業熱心な若いスタッフが「近くにジェラートのお店もできたんですよ~ぜひとも寄ってらしてください~」となかなかしつこい営業 (核爆)
だから俺らは時間がないのだ~!!!! (爆)
「今度時間あるときに必ず寄るからね!! 俺ら、これから秋田に帰らないといけないからバイバイ!!めちゃ美味しかったよ~」
と、彼に告げてタクシーを待つこと三分。

外に出たら見事にフジヤマは頭を出しておりました!!(感動)
やったぁ!!
日頃の行いが超悪い私にも見せてくれました(感謝)

ほどなく予約したタクシーが到着、我々はなんとかギリギリで帰りの特急「富士回遊36号」に間に合いました(安堵)
にしてもタクシー料金、高かったなぁ(足元見たか苦笑)

1.5kmで2千円近くはないだろ!! とまたもやムカつきますが、急いでるところを救ってもらえたのだから良しとします(笑)

駅にいてホッとした五十代後半のおっさんは、五十代前半のかみさんに写真撮ってもらいました(爆)
もう何やってるのか自分でもわからなくなってきています。
だってねぇ、あまりにも時間なくて、河口湖まで来たのに河口湖そのものも見ていないのですよ(自爆)
そもそも「ほうとう」を食べた後、下吉田まで行って「新倉山浅間公園」で富士山と五重塔を眺めるつもりでした(おめぇが一番フォリナーだろという批判は甘んじて受けます)
それはもうてんで無理。
もう駅前でトーマスとかNARUTOの電車の写真撮るしかないわけですよ(爆)


さてさて、本当は予定通り下吉田から指定席を予約していた富士回遊号ですが、先に書いた事情により始発から乗ることとしました。

帰る直前、フジヤマはこの日最高の姿を我々に見せてくれました!!!

河口湖まで来て河口湖を見ないで帰るという悔いと、完全なるフジヤマを見ることができなかったアンラッキーさはありますが、それでも7月中には全く姿を見ることができない日が31日もあったという過去を顧みすれば、私達はラッキーだったと言えるでしょう。
そう思うことにしてまた異邦人さん満載の特急にて新宿→東京駅を目指します!!


そんでもって無事にトキオ駅内で少しだけお土産も買うことができ、駅弁なんて高級なものも買うことができ、そして何よりも大事なアルコホールも調達。




大宮を過ぎたあたりでめちゃキレイな夕焼けを眺めながら。。。。

こまち号はひたすら北を目指し・・・・・

予定通りに早朝に停めた駐車場へ戻ってきたのでありました。
まるで二日間くらいに感じる行程でありましたが、どうにか戻ってこられて超安堵したのでありました。
もちろんかみさんは運転手なので乾杯画像は半ヤラセです(笑)
呑んでおりませんのでツーホーしても無駄ですよ(爆)
こうしてめちゃ強行軍ではありましたが、無事にかみさん孝行のようなもの?を実現できて、世は満足じゃ(信玄か?支離滅裂自爆)
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