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かみさん孝行の旅 河口湖へ(前編)

Category大人の休日倶楽部
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おときゅう7月の旅。

もうすっかりコロナ禍も収まりつつあるこの7月、おそらく世の50歳オーバーの人達はまたウキウキの期間を迎えるわけで。

と言ってもまだ働き盛りの50代…60代の先輩達世代は別として、50代だと早期退職者くらいしか四日間も丸々休める人はそういないでしょう。

かく言う私はなんとか土日の休日を挟めば仕事をズラしても四日間のオフが取れるというありがたい境遇。

始めに申しておきますが、この旅は遊びまくりではなく、各地でお勉強を目的にしております(←ここめちゃ大丈夫)

本業の後学を行いながら、そのついでに酒を呑んでるのであります(←ここかなり強調)

しかし今回は普段家事やら子育てやらすべてを頑張ってくれている妻への孝行旅に、昨年の鎌倉以来お連れしようと計画。

生まれてこの方一度も富士山を見たことがないと言う妻(以降かみさん)に、この梅雨の時期、ほぼ全容を眺められる可能性はゼロに近いと思われますが、なんとか天を味方につけ眺めさせてあげたいという一心で相当な強行軍を決定したのでありました。

そのためにはいつものように羽後本荘駅から出発していたら、今回の目的地である河口湖では二時間も滞在できません。

もうこれは「こまち」の始発に乗るしかありません。しかしそれを実現するには、秋田市内に前泊するか羽後本荘駅からの出発を断念して直接秋田駅に車で向かうこととなります(羽後本荘駅からの乗り継ぎ電車の都合上)

しかしそれらの方法はワンコーズの散歩の関係上、不可。

ということで残された手段は一つ。途中駅の大曲駅まで車で行き、そこで秋田からやってくる始発こまちを待ち構えるという方法です。これなら秋田駅に車で行くよりも時間的にも余裕があり、出かける前の朝ンポもできます。しかも大曲からは苦手なこまちの逆向き走行もないので一石三鳥!!



起床は午前4時40分、少し余裕を持って自宅を5時半前に出発(これが結果的に大正解)し、眠い目をこすりこすり一路大曲へ!!



そして車中で念のために切符の点検。

かみさん、OK!! しっかり持っている!! グーッ

そして自分。ウエストバッグの中へしっかりと入れたことを出発前に確認済み。間違いなく入っている!!



はず・・・・

「んっ!?」

助手席でかみさんが何度も中を確認していますが、一言。

「入ってないよぉ(半泣)」

おい、嘘だろ? 間違いなく入れたぞ。何度も確認したぞ。それが無いってぇ~え~ええ~

岩谷を過ぎたあたりで暫時車を停め、自分でも中身を確認します・・

するとやはり間違いなく入れたところに入っていない!!(,,゚Д゚)!

もはや心はパニックですよ。とても自分に落ち着け~なんて暗示かける余裕ありません(爆)

今から自宅に戻ったとしても40分はロスする計算。

そしてせっかく戻って自宅内にも無かったら完全アウトです。

心はますます焦りますが、ワタクシ、悪いことというか、ずる賢い言い逃れを考えるのは昔から達人級。

このまま駅へ向かって駅員に事情を説明したらきっとわかってくれるはず。
だってスマホで「えきねっと」を見せればちゃんと購入済み&各種指定席が予約済みなのが証明されますもの。

ならばそうしようっ!! ったらそうしよう!! と心に決め、安倍心臓の音が外に聞こえるのではないかというくらいバクバクしておりましたが、そのまま大曲へ向かうことに!!

そうしたらかみさんが「あっ!!このスリッパの間に入ってた~!!!」とな。

そのスリッパとは、新幹線内で履こうと思ってどこかのホテルから頂いてきた室内用のペラペラスリッパ(爆)

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こんな感じ・・・・(爆)

いやー、これで救われましたよ。

この後30分近く心臓が脈打ってました!! (苦笑)

何はともあれ、無事に大曲駅へとうちゃこして、余裕を持って6号を待つことに。

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ちなみに車は駅西口の大曲駅第一月極駐車場(タイムズB)へ停めました。

クレジットカード決済で、一日停めても500円です(激安)

羽後本荘駅前にはこんな便利な駐車場がありません(怒)
なにやってんだ!! みなとっち!!! (爆)

さて、無事にこまちには乗れましたが、ここからの乗り換えの連続がかなりのタイトぶり。

車内でこれからの行程を再確認していると、どこぞの海辺の中華そば処の社長
から「出発式はしないのだすか?」11231747_467466406740395_4422058826457245015_n.jpgとメッセンジャー(爆)

彼の言うことは絶対なので、すぐさまその式の準備です (核爆)

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これ、朝7時40分の画像ですよ(自爆)

いや~それにしてもこまちの始発は大曲から盛岡・仙台・大宮と止まる駅が少なくて快適!!

盛岡から本気走りが始まると、仙台を過ぎてから二時間かからずに一度目の乗換駅「大宮」とうちゃこ。

9時半前のとうちゃこなので、誠に残念ながら「いづみや」さんは営業時間外です (核爆)

なので普通に乗り換え(超タイトスケなので当たり前だ)、次は埼京線です。

快速で向かうは「新宿」

午前10時半くらいですが、すでに気温は30℃。まだ寒かった大曲から首に巻いてきたネックファンがやっと本領発揮!!

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新宿から乗り換えるのは中央本線の特急「かいじ」であります。

もちろん初乗車!!

なのでここでまたやっちまいました・・・

事前に調べていたはずですが、痛恨のポカをやってしまったのです。

それは、この「かいじ(甲斐路)」号が全席指定席だったということ・・・

これは油断していました。。間違いなく自由席があるだろうと勝手に判断。
前もって抑えておきませんでした・・・

でもこっちには無敵のおときゅうパスがあるではないか。私はすでに6回分の指定席を予約し切っておりましたが、かみさんの切符にはまだ2回ほど余裕があったはず。

ならばその2回分で指定席を取られるはず・・
まずは電車に乗ってから車掌さんに話せば良いこと。

乗り込んでから頭上のランプを確認。赤ランプはこの先空席(踊り子号で経験済み)なので、そこへ座って車掌さんをウェイティン。

案の定、程なくして車掌さんが席の確認に。

そこで私が「これなんですが。。」と年寄り無敵カードを見せます。

すると。。。「あー、これですね」

「ではこちらの席の予約を入れますね~^_^」

という神対応。ろくに切符の確認もしませんでしたよ(爆)

しばらく待つと頭上のランプが安心安全のグリーンへ変化!! 予約かんりょー!!

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これで小遊三師匠の生まれ故郷「大月」まではゆっくりと座ることができます(超安堵)

約1時間の特急の快適な旅。途中、昔住んでいた荻窪や、遊んでいた吉祥寺を通過。すっかり都会になってましたなぁ。

そして電車は私達の未知の領域「山梨県」へ。

うっすらぼんやりとではありますが、今日の主役の姿が見え隠れしてきます。降雨確率50%でしたが。。おっ!! 期待持てそうだぞ!!



そして定刻通りに大月到着、そこで「富士急行線」へ乗り換えます。

その名も富士山ビュー特急1号!!

と、その前に。駅の切符売り場では異様な光景が・・・

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特急券を買おうとギュウギュウブタブタに集まっているのは、ほぼほぼ他国の方々でありました(吃驚)

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我々も自由席が1車両しかないこの特急の自由席に乗れるかハラハラ・ドキドキでしたが、なんとか外人たちをソーリーソーリー・エクスキューズミーと言いながら追い抜き、見事に並んで乗車・席につくことができました!! (特急券を買う必要がない年寄りパスで良かった爆)

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この写真ではもうかなり空いていますが、初めのうちは自由席車両の通路まで外人がびっしり!!

かみさんと「人種の博覧会だな」などと話しておりましたが、まあそれにしても欧米の女性はキレイ(笑)

フツーの人なんでしょうが、みんな芸能人に見えるほど(爆)

にしてもあんた達、なんで平日にこんなにいるのよ? まあ自分たちもそうですが(自爆)

英語の会話は盗み聞きしていてもとても楽しく、ためになりますが、チャイニーズはどうしてもやがましくて耳に刺さる(爆)

さてさて、肝心の富士山ビュー特急ですが、なかなかの勾配の上り坂をゆっくり登っていきます。

途中、ビューポイントでは写真撮影用に徐行。たまたま左側に席を抑えたかみさんはデカしましたね。

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まだ頭を出していません。しかもこの後は悪天候予報・・もう頂上の拝謁は半分諦めますが・・

とりあえず乾杯であります(爆)

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暑くてこんな500缶、体内からあっという間に蒸発して全く酔いませんよ!!

そしてそして、ついにこの旅の最終目的地である「河口湖駅」にたどり着くことができました!!(半分安堵)

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想像していたよりも田舎でした(失礼謝爆)

気温は32℃ほど。さっき車内で呑んだハイボールのアルコールはもうとっくに体内から消えています!!

即、次なるガソリンを体内に入れないと昼食処まで歩けません!!(約1.5km)

で、駅からすぐ近くの牛乳缶の青看板コンビニへ駆け込むわけですが・・・・・

ここでもチャイニーズが・・・・(爆)

はい!! 本日はここまで(爆)

インバウンドなんて言葉、大っ嫌いだ!!! (核爆)

何があったものか。後編へ続く・・・・・
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