琴平荘までフェーザーちょい乗り
Category琴平荘

5月10日、一度はフェーザーでやってみたかった琴平詣を実行!
レストア完了後、最長距離を走ることになります。
自宅から約100km、出発前にタンクを満タンにしていざ出発。
まだ気温が20℃以下、それなりに着込んでも風がまだまだ冷たい北の日本海沿岸。
ETCなどという文明の利器など、この世に全くなかった時代に生まれた我がフェーザーくん。
もちろん現在も搭載させておりません(面倒臭いし金かかるし)
てなわけで無料高速区間のみを使って、後は国道7号線をひたすら南下。
さてさて、普段なら少し乗れば暖まってきて調子が上向くエンジンですが、この日はどうもおかしい。。
50キロ走ってもアイドリングが落ち着きません。
信号停止でストンと落ちたりして非常に危険が危ない(笑)
それですぐにセルでエンジンが掛かれば問題ないのですが、こやつは新車当時からストンと落ちた後の復活ができないことがあるのです。
もうそうなったらいったん降りて、道の脇へ寄せなければなりません。
大勢の四輪を背後に従えて先頭にいるときなど、めちゃ緊張する瞬間であります(大汗)
ラーメン屋さんで券売機の前に立ち、背後に大勢の人が並んでいる状況より遥かに緊張するのですよ、そこのあーた(爆)
幸いこの時はキュルキュル回して掛かってくれたのでよかったものの、ちとこの先残りの50キロ走行に不安を覚えます。
もしもしピットを見つけ、アイドルネジの調整です。幾分高めにセット、アイドリングがうるさいくらいに開けておきます。
キャブのセッティング時にはバタフライの目視同調も取り(完全にではないが)、その後のアイドリングは安定したのに、本当に気分屋さんのバイクなのであります。
まぁその辺の癖は旧知の間柄なので↑のような応急処置もできますが、こやつを若い子が初めて入手した場合なんてパニクルでしょうなぁ。。
そんでもって無料高速区間で少しエンジンを回してみます。
昔は余裕でレッドまで回したものですが、フェーザーくんは38歳、乗り手は56歳ということもあり、フルに回すのは気が引けます(苦笑)
下手したらエンジンやられるかもしれない(エンジンのレストアは何もしていない)し、乗り手は体が置いてかれるかもしれません(爆)
なので、回しても13,000回転ほど(汗)
それでも昔と同じくスムーズに回るジェネシスエンジン。
これ、本当に昭和のエンジンなのか?と思わされるパワーと伸びは38歳になっても未だ健在。
下道でもちょうど酒田市のYSP前の信号で停止、スタートダッシュでYSPの人に届けこのフェーザーサウンド!とばかり14,000まで回してみました。
この酒田のYSPさん、つい最近まで店頭に同じ赤白フェーザーを飾っておりましたが、最近見かけなくなってちと寂しい…
いつか立ち寄って、現役で走ってるよ~と声掛けたかったのですが…
そんなこんなで約2時間弱ゆっくり走って目的地へとうちゃこです。

車では何十回となく来てはおりますが、ついにバイクで来ることができた喜びはひとしおでありました。
これでもし、ロードバイクで来ることができたら3階級制覇でありましょうか?(笑)
午前10時40分くらいの到着でこの番号なら良しとしないといけません。
もし大型連休中ならこれプラス100といったところ。
この日は平日でも比較的空いておりました。


館内で待つこと約1時間、ちょうど12時くらいに着丼であります。
この日頼んだのは久しぶりに超こってり!

鶏油などの油層が約1㎝!
スープの湯気が油に覆われ立ち上らない状態です!
一般の方はレンゲを使ってください。
我々琴平マニアは直に丼に口をつけてスープを飲むのです((まぁ自分くらいか)爆)
これを直丼と言います(誰も言わない)
と、馬鹿の独り言は置いといて、琴平荘さんのスープの温度には真面目に注意が必要です。
特に平日10食限定の味噌そばのスープ温は異常とも言えるほどで、これまで何十、何百という人の上顎の皮をめくってきたことでしょう。
レンゲを使ってでもそうなのです。
レンゲを使わない私の場合、ここで鍛えられ、上顎の皮は厚くなったのでしょう。どんなに熱いものを食べても口内やけどをすることは無くなりました(事実)
まぁ食べ方にもコツがあるんですけどね(笑)

箸あげとともにブワッと香る魚介の風味。
鶏の香り。
何百回食べてもこの瞬間は至福の瞬間です。
もう最後まで口に一気にかき込むだけ。
そしてフィニッシュ手前で琴平レディースにお願いします。
「替え玉ハーフお願いしま~す」と。

替え玉ハーフでも麺量は120g。都内などの一般的なラーメン屋さんの量があります。
さっきは硬めで、替え玉は柔らかめでというのがマイスタイル。
こうすることで琴平さんの麺を2回楽しむことができるからです。
そして、厨房内で替え玉を担当しているYスケくんの茹で加減は元々硬め傾向にあるので、柔らかめがちょうど良いという理由もあります(個人の見解です)
くは~!身体もポカポカにあったまりました!
厨房で社長と少し話して笑ったところで復路につくことに。

走り出してすぐのところにある展望所から、由良海岸の白山島と、遠くに見えるはずの鳥海山を期待しますが…あいにくこの日は鳥海山に雲がかかっておりました…
復路は特に問題もなく順調に進みましたが、やはりフェーザーくんは走行距離100kmを超えると首や肩、背中に疲れが出てきます。
これは自分が歳取ったからというより、昔からそんなバイクでした。
前傾姿勢で、ほぼ腕の力で上半身を支え続けるため、右手はエンジンの振動によって「白蝋病」…と言っても今の若い子はわからんでしょうな(笑)
ここ毎日チェーンソーを使っているせいもありますが、右手が痺れてきます(苦笑)
なんだかんだで無事帰還し、出発時に満タンにしたガソスタで再度給油し、本日の実測燃費を計算します。
すると、走行距離÷使用ガソリン=26.1km/ℓでした。
それなりにおとなしく走ったつもりですが、やはり高速使ったりするとこんなものでしょうか。
昔は30kmくらい走った記憶もあるのですが、修正された記憶かなぁ…
普段乗りの軽の四駆のムーヴが24km/ℓくらい出ますから、やはり燃費は時代の進化が顕著に出ますね!
それでもフェーザーには燃費を超える素晴らしさがあるのです。
これからも大事に乗っていきますよ~!!
ヒューーーーン!とね!
- 関連記事
-
- 22期琴平荘スタート!! (2023/10/14)
- 琴平荘21期 総括 (2023/06/07)
- 琴平荘までフェーザーちょい乗り (2023/05/25)
- 琴平荘第20期最終日 閉店シャッター長物語(爆) (2022/06/01)
- 味噌そば Mスペシャル(笑) (2022/03/08)
スポンサーリンク