YAMAHA FZ250 Phazer素人レストア記 11
CategoryFZ250 Phazer
前回、やっとフロントフォークが分解できたところまで書きましたが、その後の作業も実はかなり難儀しました。
多くのD.I.Y作業者の方々も苦労しておられるようで…
フェーザーメンテナンスにおいてはいつも参考にさせてもらっているwonder drivingのNさんも「フロントフォークの整備は絶対にプロに任せた方が良い!」と断言するほどの難敵でありました。
オイルシールの脱着には専用工具を使用するのが一番です。
もちろん打ち込みにも…

このような物があるわけですが…
今後多くても一回くらいしか使わないであろう工具に数千円は出せません。
まぁ使用後にメルカリやオクで売るという手もありますが、それも何かと面倒なので選択しません。
選択したのはやはり多くの皆さんが使っているエンピパイプ(笑)
これなら数百円です。
で.早速ホームセンターに走り、VU40というフェーザーのチューブに合うサイズを買ってくるわけです。

で、御多分に洩れず、これをチューブにはめ込み、オイルシールを埋め込むべく上からハンマーでゴンゴンと。
??
いくらやってもオイルシールがうまく入っていきませんよ?
パワー不足かと思い、少し大きめのハンマー(と言っても金槌ですが)に変えて打ち込んでみますが、やはりあまり効果を感じられず…
というより、エンビ管の方が衝撃に負け始めています(苦笑)
いくら叩いてもクリップを止める深さまで到達しません。
もうどうなってんの??(泣)
やはり専用工具に走るべきか?(敗北)
待てよ、シール全体に圧がかかっているからなかなか落ちていかないのでは?ならば局所的に攻めていけばどうなる?
下手したら外した時のようにイビツになるかもしれないが…

それでもやってみる価値はある!
というわけで、せっかく買ってきたエンビ管はその辺に放っぽって、代わりに使ったのはこちら!

さっきまでエンビ管をぶっ叩いていた金槌とマイナスドライバーの金属部。
これを使ってシールをコンコンと(シールを痛めないためにゴンゴンは禁物)と叩いてみたら…
もちろんシールにはシリコンスプレーなどを十分に塗布しております。

あら~、これまでの努力はなんだっの?というくらいスルスルとオイルシールがはまっていきます!
わずか数分で規定の位置まで打ち込むことができましたよ!
そしてCクリップを無事にミゾにはめて、一番上にダストカバーを被せ、これにてオイルシール交換無事終了!
仕上げにチューブ内に規定量のオイルを注ぎ、ボトルキャップ、リングをはめて素人フロントフォークメンテナンスは完了となりました。
もちろん写真にあるように、点サビが多くて、その後ザラつかなくなるまで磨くなど、細かい苦労はありましたが、ひどい点サビはフォークの可動範囲外だったので、まぁ大丈夫でしょう(笑)
その後数ヶ月に渡り、オイル漏れの目視をしておりますが、今のところ漏れはありません。

少しどちらかのフォークがカタカタと音がすることがあります(もしかすると分解時スライドメタルを少しだけ傷つけたのかも)が、走行には支障のないレベル。
もう何十年も乗れるバイクでもない(コラコラ)ので、素人メンテナンスとしては合格ではないでしょうか。
というわけで、このフェーザーを10年以上に渡って放置する原因となったフロントフォークのオイル漏れは解消され、この後はキャブ調整その他諸々という泥沼にどっぷりと入り込んでいくわけであります……
多くのD.I.Y作業者の方々も苦労しておられるようで…
フェーザーメンテナンスにおいてはいつも参考にさせてもらっているwonder drivingのNさんも「フロントフォークの整備は絶対にプロに任せた方が良い!」と断言するほどの難敵でありました。
オイルシールの脱着には専用工具を使用するのが一番です。
もちろん打ち込みにも…

このような物があるわけですが…
今後多くても一回くらいしか使わないであろう工具に数千円は出せません。
まぁ使用後にメルカリやオクで売るという手もありますが、それも何かと面倒なので選択しません。
選択したのはやはり多くの皆さんが使っているエンピパイプ(笑)
これなら数百円です。
で.早速ホームセンターに走り、VU40というフェーザーのチューブに合うサイズを買ってくるわけです。

で、御多分に洩れず、これをチューブにはめ込み、オイルシールを埋め込むべく上からハンマーでゴンゴンと。
??
いくらやってもオイルシールがうまく入っていきませんよ?
パワー不足かと思い、少し大きめのハンマー(と言っても金槌ですが)に変えて打ち込んでみますが、やはりあまり効果を感じられず…
というより、エンビ管の方が衝撃に負け始めています(苦笑)
いくら叩いてもクリップを止める深さまで到達しません。
もうどうなってんの??(泣)
やはり専用工具に走るべきか?(敗北)
待てよ、シール全体に圧がかかっているからなかなか落ちていかないのでは?ならば局所的に攻めていけばどうなる?
下手したら外した時のようにイビツになるかもしれないが…

それでもやってみる価値はある!
というわけで、せっかく買ってきたエンビ管はその辺に放っぽって、代わりに使ったのはこちら!

さっきまでエンビ管をぶっ叩いていた金槌とマイナスドライバーの金属部。
これを使ってシールをコンコンと(シールを痛めないためにゴンゴンは禁物)と叩いてみたら…
もちろんシールにはシリコンスプレーなどを十分に塗布しております。

あら~、これまでの努力はなんだっの?というくらいスルスルとオイルシールがはまっていきます!
わずか数分で規定の位置まで打ち込むことができましたよ!
そしてCクリップを無事にミゾにはめて、一番上にダストカバーを被せ、これにてオイルシール交換無事終了!
仕上げにチューブ内に規定量のオイルを注ぎ、ボトルキャップ、リングをはめて素人フロントフォークメンテナンスは完了となりました。
もちろん写真にあるように、点サビが多くて、その後ザラつかなくなるまで磨くなど、細かい苦労はありましたが、ひどい点サビはフォークの可動範囲外だったので、まぁ大丈夫でしょう(笑)
その後数ヶ月に渡り、オイル漏れの目視をしておりますが、今のところ漏れはありません。

少しどちらかのフォークがカタカタと音がすることがあります(もしかすると分解時スライドメタルを少しだけ傷つけたのかも)が、走行には支障のないレベル。
もう何十年も乗れるバイクでもない(コラコラ)ので、素人メンテナンスとしては合格ではないでしょうか。
というわけで、このフェーザーを10年以上に渡って放置する原因となったフロントフォークのオイル漏れは解消され、この後はキャブ調整その他諸々という泥沼にどっぷりと入り込んでいくわけであります……
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