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YAMAHA FZ250 Phazer素人レストア記 7

CategoryFZ250 Phazer
「タンクのサビ取り編」

本格的なレストアは、作業としては比較的お手軽なタンクのサビ取りから始めました。





エーゼット社のその名もズバリ「タンクサビ取りクリーナー」です。

本当ならより強力と思われる「花咲かG」が欲しかったところですが、なにぶんお高い…

エーゼットの方は安価でもそれなりに高評価でしたし、まぁ騙されたつもりで(失礼!)買ってみました。


まず、大きな錆を落とすために、自宅のケルヒャーで思いっきり中を洗浄。これだけでもサビがポロポロと出てきます。





うまくカメラには写ってませんが、タンクの底、深いところにサビがかなり出ておりました。

まず液体を入れる前にガソリンコックを外します。



Oリングが劣化し、中身がそこからダダ漏れでした。

さらにONとRESの切り替えもできない状態まで劣化しておりましたので、こんちくしょうと破壊し、代替品を入手(笑)



ONとRESのタンク内パイプが左右逆ですが、それはノープロブレム。

ガソリン排出孔がフェーザーと同じ左だったので、ヒロチー商事さんにて約2000円ほどで購入。
ヤマハ純正です。

フェーザーのそれに比べると、切り替えレバーが小さく硬い上、どこを指しているのかよくわからないという欠点はありますが、背に腹はかえられぬ。




1リットル入りの液体の半分をお湯で10倍程度に希釈、さらにタンクがそのまま入るサイズのクーラーボッスにお湯を張り、一昼夜漬け込みます。

しつこいサビの場合はもう少し延長します。

お湯を使うのはサビ取りの反応が促進されるからです。

こまめにクーラーボックスのお湯を取り換えればもっと効果的かもしれませんが、私はある程度保温効果のあるクーラーボックスに期待して、一晩だけの放置新聞(爆)

するとどうでしょう。

期待以上の効果が!

タンク入り口が輝いてますよね!!





ほとんどのサビが落ちました!

そしてその後はサビが浮いてこないように原液を少し希釈したものでトリートメント処理。

一度使ったサビ取り液は再利用~



刃物には使わないでと注意書きがありましたが、また研げば良いだろうと、ドボン。

ノミもピカピカになりましたよ!
(使わないけど)

翌日サビがいい浮いてきてないか確認しましたが、全く発生しておりませんでした!

とりあえずタンクのサビ取りは成功したと言えましょう!



これから一年近く続くレストアの第一歩は、無事に踏み出せたのでありました!

次回、電磁ポンプ交換編へと続く。。
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