大人の休日倶楽部パス3度目の旅 3日目Part1(栃木県探訪)

3日目の朝、清々しく目覚めた私は、早速布団を畳んで身支度(少しはエライ)
ご主人様が起きてくる前に、奥方様と談笑をしながらまったりとした土曜の朝を送っております。
程なくして階下に降りてこられたご主人様ことパイセンと3人でホテルのような朝食まで頂いてしまいました。いーすとゆりのご実家では純和食と記憶していたので少し予想外でありましたが、聞けば毎日パン食とのこと。
中には先日、山形市の弟先生から送られてきたという赤い宝石までありました(感動)
奥方様はちょっとしたハムエッグを作るのでさえ一手間加えられるような料理センスをお持ちの方なので、とても緊張しながらいただきました…
今日はどこ行こう、あれ食べようなどと2時間くらいご夫婦で相談された後出発。
向かった先は↑写真にある郊外のお蕎麦屋さんです。
大田原市「ほまれ」さん。
奥方様の運転で1時間かからない距離にありました。
この蕎麦屋さんはごく一部のエビ好き人間の間で局所的な人気を誇るお店(掛るー爆)
車団吉海老の入った水槽ごと買って全部食べてやると豪語した人のため、露払い的な意味を込めて私が先んじて行ってきた所存(爆)

もちのろんでシャッター長、つか、暖簾長(爆)
セカンドさんが来るまで車内待機。
来るや否や3人でダッシュ!
栃木まで来てごっつぁんされてなるものか(爆)



パイセンと私は「海老天せいろ」
奥方様は前回訪問時に売り切れだったという「鴨せいろ」
それに朝からさーせん!さーせん!笹先!と地ビール…「なしたでやんす?」「なしたなや」
いやいやここは那須の麓です。
その名も「ナスデスナ」Nasu de suna (爆)

「ニカホノホカニ」みたいなもんでスナ?(爆)
全然違うと思いますが、んん?お店の計らいか?一本しか頼まないのに、二本持ってきてくれましたよ(爆)
さすが地元の名士は違うなぁと感心していたら、聞き間違って請けてしまったとのこと(爆)しかも開栓して(苦笑)
やはり歯医者さんは一本歯科頼んではいけなのでした (核爆)
本当はパイセンは夕方の運転を考えて飲まない予定だったのですが、私は2本も飲めませんので、急遽昼酒のお相手~(わーい)
一本千円なり。
私なら確実に「栓開けた?んなーこたー知らぬ。問答無用。返品!」と言うこと間違いなしですが「あー、いいよいいよ~」でことを穏便に済ませてしまうあたりや昨夜のタクシーといい、さすがの大人の対応。
同じような状況下での次兄の対応については判断つきかねます(掛爆)

この地ビール、値段の価値ありますね。
「こえっだばピルスナー!!」(秋田弁三人爆)
↑わからない人はささもと院長先生に今度聞いてみてください(爆)
さて、肝心なお蕎麦であります!!

まずは揚げたてほかほかの天ぷらが先に出されます。
エビの頭も食べてくださいと店員さん。
普通であれば残すエビの頭ですが、こうやってカリカリに揚げられているといかにも美味しそうです!
しかし、エビの頭なんて本来ならホヤを食べないともらえないのですぞ!(水どう爆)

ミスターの名言です(爆)
わからない方、ごめんなさい!

多少の上げ底のザルにはなっているものの、蕎麦の量はかなりのもの。
蕎麦自体も当然美味しいのですが、このお店はやはり天ぷらが最高でした。
団吉エビと呼ばれる(普通は呼ばない爆)車海老は、レジ裏にある水槽で生きたまま次は俺か私かと、ドキドキしながら待っておられます。

この日はあいにく数が少ない上に、水色が悪かったせいか、団吉エビにはあまり食いつかなかった某社長。その代わり妹が「あー!」と反応しておりましたな(るー爆)
日本酒の種類もかなり充実しているようで、蕎麦と日本酒好きで浦安にて年俸もらってる人には打ってつけのお店です(徳爆)
そしてパイセン曰く、塩原温泉街に変わった食べ物があるということで、そちらへお連れいただきます。


こばや ししゅーへー食堂ではありませんよ(周爆)
変わった食べ物とは…
外壁に貼ってあるのでわかりますね。
「スープ入り焼そば」ですとぉ~??
青森の黒石つゆ焼きそばも汁入りですが、ここ、こばやさんの焼そばはちょっと違うみたいです、
少し待ってから入店、満員の店内で楽しみにその一品を待ちます。



他のメニューもあるのですが、お客さんのほとんどが焼そばを頼んでおりました。

激混みの店内ですが、着丼は早かったです。
ある程度予想して作っているんでしょうね。

おおーー!!
本当にラーメンスープの中に焼きそばが入ってます!(だから説明書きにもそう書いてるだろう自爆)
はじめは興味半分で食べすすめますが、次第にその独特の旨さにハマっていきます。
あー、不思議な感覚ですぅ~
近くには「釜彦食堂」というこちらもスープ入り焼きそばの元祖名乗るお店があるそうです。
いつの日か食べ比べしてみたいと思うほど美味しかったです。
良いお店に連れてきていただきました~!

二麺を平らげたので少し運動、つか、涼みに寄ったのがこちら!
「源三窟」

6尺を超える院長先生は頭上注意だす(爆)
洞穴と鍾乳洞の中間みたいな窟ですが、中は20℃くらいでしょうか。一気に汗が引いて気持ちの良い天然クーラー。
由来としては…
その昔、義経の家臣であった源有綱が壇ノ浦の後に義経らと別れ落ち延びた先とのこと。
しばらくはこの鍾乳洞内にて隠れて生き延びたものの、米のとぎ汁が川に流れ、それを頼朝軍が発見し、捉えられ殺されたとのこと…

まぁ頼朝の野郎は本当にロクでもない人殺し。
こんな山中までやってきて残党狩り。
正真正銘の極悪人ですな(爆)
(昨日墓前で語り合ったからもう何を言っても良い笑笑)

資料館も見学。

んん??
何か下に書いてますぞ。

テレフォンならぬテレホンカードとな?(笑)
たしかに集めている方はおられるでしょうけども…(爆)
看板猫の茶々とも会えたし、その娘の隻腕ニャンコとも挨拶できたにゃー
そして近くの「塩原八幡宮」の「逆杉」を見物。

二本で一本という夫婦杉。根本に立って上を見上げると倒れそうになるほどの高木。幹周り11.5m(雄杉)樹齢は約1500年ですと。人間のちっぽけさと短命さを痛感します(驚嘆)
八幡宮ですから、ここもまた源氏にゆかりのある地。
こんこんと湧く地下水。
神秘的な社。
見事なパワースポット。
栃木県は奥が深い~。
なんでこんな魅力的な県が人気ランキング下位なのか、本当に不思議。
ここらか山道へ入ります。
ワインディングロードです!
スッカラカン沢だかスッカン沢だか、クリーンディーゼルのVWゆーさん号はグネグネと進みます!
乗ってるだけで野太いトルクを感じる高級車。
途中、ほんの少し気絶しましたが(自爆)、目的地へととうちゃこした模様です。

「おしらじの滝」です。オリラジではありません(爆)
しらじとは「滝壺」のことだそうです。それは知らじ(笑)
入口から散策路をどんどん下って、目的の滝へは10分ほど。
登り返してくる人が皆「ゼェゼェ、ハァハァ」しているのが我々3人とても気になります(爆)

この色は見事!
十二湖の青池、遊佐の丸池様、そしてここおしらじの滝の三ヶ所を日本三大ブルースポットと私は決めましたよ(爆)
とても蒸し暑かったので、誰もいなければ滝壺に飛び込んでみたいところでしたが、2年前にインスタ映えを狙った若者二人が"命しらじ"で飛び込み、そのまま溺れて亡くなったそうです(悲)
そんなに深さがあるとは思えませんが、滝壺の下からとても冷たい湧水が沸いているそうで、それにより低体温症になったのだとか。
ちゃんと心臓に遠い部分から水をかけてゆっくり入ればよかったのに。。て、そういう問題じゃないか。

残念ながらこの時期は渇水期で、上から滝は流れていませんが、ここから湧いている水が下流に流れ、さらに滝は下へと続いているようでした。
が、我々はここで引き返すことに。
なんってったって、さっきすれ違った人の息遣いが怖くて(爆)
案の定、爽やかペットボトルの4リッターしか重いものを持ったことがないパイセンは奥方以上にヤラレてましたな(爆)
私は山菜採りときのこ採りでこの10倍はあるであろう山、坂を登り降りしているので全く問題なしです(ほんとか)
宇都宮へ戻るゆーさん号の中でまた気絶したのは何故だ?(自爆) 昨日までの疲れが一気に出たからか?(爆)
さて、二日間に渡りパイセンご夫妻にはとことんお世話になってしまいました。
それにしてもいつもお二人を見ていて思うのは、本当に仲良しだということ。
自分が見習うことは多すぎます。
いつも帰宅してからうちでもこうしよう、ああしようと思うことはあっても、なかなかそれができません。
やはりパイセンの生まれ持った本物の優しさを真似しようとしても、私のような下衆な人間には真似できるわけがないのです(自爆)

最後の最後までお世話になりっぱなしの私は、宇都宮駅まで送っていただきました。
本当に言葉ではちょっと言い表せないくらいお世話になりました!
なんぼツラツケネ私でも、今後は遠慮さねまね。きっと私の後は三瀬大臣や妹るーが受け継いでくれるでしょう(爆)
さぁこれより向かう先はお江戸は上野!
下野(しもつけ)から上野(こうづけ)へ移動です(笑)
サタデーナイトは久々に会う高校の部活の先輩と、タメの親友の3人で飲みが予定されています。

最後に良き思い出写真を~
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