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大人の休日倶楽部パスWEB限定版の旅②鎌倉編PART1

Category大人の休日倶楽部
さて、2日目であります。土曜日でした。

実はこの日も候補地が複数あり、迷っていました。

最終的に決定したのは旅行の数日前です。

決定の要因となったのは、NHKにて「体感!『鎌倉殿の13人』の世界(再放送ダイジェスト)」という番組を見たおかげでありました。



そういえば前回もたまたま訪れた伊豆の国市が「鎌倉殿…」の舞台であり、市内至る所で盛り上がりを見せていたのです。

それ以後、鎌倉殿…は元々好きだった源平の時代から北条氏へ繋がる物語なので、毎週どっぷりハマって見ている次第です。

三谷幸喜の脚本は、少し前の世代の方には「なんだ、この現代劇みたいなセリフ回しは?」と不快に感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが(私もたまに?と思うこともありますが)それはそれで楽しいのであります。

義経に至っては、これまで英雄視しかされなかった彼をここまでサイコパス的に描くなんて、実に新しい切り口だと思って見ています。



てなわけで、目的地は…

ベタでありますが…

「いざ鎌倉!」

であります(笑)

でもですね、本荘という田舎はやはり交通の便が悪いのです。

トーホグ新幹線も臨時ダイヤということで、どのように検索・時刻表と睨めっこしても向こうでの滞在時間は2時間ほど。

これではせっかく鎌倉まで行ったところで、大した所は見られません。

せめて半日は滞在したいところ。が、現実的に日帰りだとそれは不可。

そこで頼れるのは春から週末が休暇になったマイ・サン。

ダメ元で帰りは秋田駅まで迎えに来てくれないか?と打診。快く引き受けてくれた息子のお陰で辛うじて2時間→3時間の滞在時間を取ることが可能となりました。

これならば有名スポットを3つくらいは回れそうです。

持つべきものは素直に親の言うことを聞いてくれる子供。なるべきはパスを買える50代です(爆)

それでもこの日のスケジュールは超タイト!

まずは朝、製麺するカッケ社長のように午前4時半に起き(爆)、朝5時前に歩いて羽後本荘駅へ向かいます!



5:33普通
6:39 酒田


始発電車に暗いうちに乗ってる人なんて、自分の他に1人しかいませんでしたよ(笑)



眠(ねぷ)かけしながらも酒田に到着、そこからは少し快適な「特急いなほ」

6:45 酒田 特急いなほ4号
8:50 新潟(自由席)


ちなみにもう呑んでますよ(爆)

新潟からはもちろん上越新幹線の「とき」です!





9:05 新潟 とき312号
10:43 東京(指定席)


この塩沢とき号(爆)も山間を行くため、ほとんど景色は楽しめませんなぁ。

なのでここで朝ごはんタイム!







↑これ、美味かった~!!




が、それにしてもかの田中角栄先生はよくぞこの新幹線を作ってくれたものです。

長岡駅に残る幻の10番線ホーム、これは彼の夢でもあった羽越新幹線などが開通した時のためのもの。

もう10年元気に政界で活躍してもらいたかったと心底思います。。

てなことを考えてたらあっという間にTOKIO着(爆)




ここからは東海道本線に乗り換えて「大船」を目指します!

別に撮影所を見に行くわけではありません。

美味しいものを食べに行くのです!
これが何よりの楽しみでした!



しかし、しかしですよ。

そこへ向かう電車に乗ったとき、グリーン車の乗り口から乗っちゃって、いざ普通席の方へ移動しようと思って戸袋に入ったら、なんとドアが開かないのであります!(爆)
ドアには「ドアは自動的に閉まります」と書いてる!(意味を勘違いしているがこの時はパニックで気づかない)

グリーン車の方に戻るにも、ドアは完全にロックされて戻れません(泣)

見事に戸袋内に閉じ込められましたよ(自爆)



でも考えようによっては混んでる車内に行くより、ここの方がずっと安全ではありませんか?完璧な密防止空間です。新鮮な空気もダダ漏れで入ってくるし (核爆)



ほら、土曜日だから結構混んでますよね~

ちょっと車内が空いてくる横浜を過ぎたあたりで取手に手をかけ、エイヤーー!と力任せに開けたら、なんと普通に開くではありませんか (核自爆)

要するに力が足りなかっただけのようでした(女子かっ!)


そんでもって予定より10分ほど早く大船に到着です!

羽後本荘→大船(乗車券9,790円 いなほ自由席1,760円 とき指定席5,040円 計16,590円)



目指すは徒歩1分のところにある「うな菊」さん!

着く前から何度もGoogleマップでシミレーションしていたので、まるで5年くらい通い続ける人のように迷うことなく到着!(爆)

まずは店先で整理券をもらいます。その際にオーダーも伝えます。

そしてその場で携帯番号を記入し、席に着ける時間になればお店側から電話がかかってくるシステム。

かつての「2代目夜来香」と似たシステムですね!

その間に大船駅前を散策したり…






現実逃避!なんて言いながら呑んだりと(爆)時間を潰します。

すると大した待つこともなく入電です。

すぐさま店に戻ると、オネイサンにテーブル席へ通されます。



一番奥で右下を向いてる方が大将ですね。
一心不乱に鰻を焼いておられます。






とにかくご覧の通り、鰻屋さんとしては破格と言ってもいいくらいリーズナブルなんです!

一番高いひつまぶしの菊でさえ2,900円です!

私がオーダーしていたのは鰻重の菊です。

贅沢と怒られても仕方ありませんが、今回だけは許してください。

そして着席後すぐに提供される品々…



がっこ(爆)



肝吸い



出ました。鰻重。

おときゅー(大人の休日倶楽部)で2回目の贅沢品。

あまりにも旨すぎて、ほんの3分ほどで完食してしまったでしょうか?



気がつけばテーブルには山椒もありましたが、それを掛けることすら忘れる美味さ!

愛知・三河から毎日仕入れているという国産上質鰻がこの値段で食べられるとなれば、激忙必至。
まさに薄利多売でお店を回している印象がありました。
お店のオネイサンたちも可愛かったし、もう言うことnothingの大満足です!!

さて、食の大満足を終えた後、向かうは二駅先の「鎌倉」!

大船←→鎌倉間(160円)



およそ40年振りの鎌倉です。

中1の春休みだったかの時に、単身大森の叔母宅へ遊びに行き、その間鎌倉大仏や江ノ島を周遊したことがあります。

それ以来なので、ほぼ初鎌倉と言っても良いでしょう。

駅からはすぐにバスに乗り、その鎌倉大仏を目指します。
いわゆる高徳院の大仏前までです。



この時はうっかり整理券を取ってしまいましたが、その後モバイルSuicaでピッとやり直しました。

これも前回のおときゅー伊豆の国市で勉強した成果です(笑)



やはりバスもそこそこの混み具合。

確実に観光地はお客さん(日本人)が戻ってきてますね。



バスに揺られ10分ほどで大仏前にとうちゃこ。

40年以上過ぎると、もうほとんど記憶は無く、あぁ昔見たっけかなぁ…という程度の記憶です。



それでもしっかりとドッシリと大仏様は鎮座ましましておられるのでした。

よくぞ酸性雨で溶けないものだなぁ…(おいおい!)



しかし、与謝野晶子も詠んだように、やはりここの大仏様はイケメンです。



↑へなが(爆)




残念ながら胎内拝観はコロナ禍のためやってませんでした。
(でもそれって中学生の時、やってたかなぁ…記憶皆無…)

桜が咲いていたらもっともっと感動的だったことでしょうが、この日は天気も良く暖かく、大仏様から歓迎されているような気がしました~

じゃバイバイ、大仏様(馴れ馴れしいぞ)



帰り道は少し歩いて間食などを…



白魚入りのコロッケをゲット!

このご時世、食べ歩きしてはいけないんですか?
そうだとしたらごめんなさい。

ひとかじりします。

うんめ。でも白魚はどこよ?と二つに割って確かめていた瞬間でした。 

初日に引き続きまた事件が起こります!!

いきなり背後から風圧が!

そして指に激痛が走ります!!

何が起きたのかわからぬうちに、コロッケが地面に転がっています。

しかも半分減っています!!


そして、そして、頭の上を何かが「バサッバサッ」と羽ばたいていく奴が…


そうです。

トンビに油揚げではなく、コロッケをさらわれた男が一人! (核爆)

コロッケを持っていた左手親指からは血が滲んでます。きっと奴の爪が刺さったのでありましょう(泣)

痛みより先に猛烈な怒りが込み上げます。散弾銃があったら即撃ち落としたことでしょう(マジ)

「このクソ野郎!焼き鳥にして喰ってやっど!!~~」と秋田弁で大騒ぎしたのはマジな話です(爆)

大仏様にバイバイなんて言ってるからバチでも当たったんでしょうか?(爆)

とにもかくにも、鳶の奴め。今度怪我してても助けてやらないからな!(注・徒然人は大昔、怪我して地面に落ちてた鳶を父親と懸命に治療して助けてやった歴史あり)

鳶の恩返しを受ける前に、仇で返されたカタチですよ(爆)

観光地で食べ歩きするんじゃない!という神?仏?の思し召しと思いながら歩いていたら「長谷駅」へ着きました。



長谷川、長谷山、長谷部、さまざまな長谷のつく苗字の元祖です(嘘爆)

まぁ我が本荘にも「長谷寺」はありますけども。
いわゆる「赤田の大仏」ですけれども。
読みは「ちょうこくじ」ですけれども。

この長谷寺と因縁浅からぬらしいですが、ここでは割愛。。



これまた40数年ぶりで江ノ電に乗りましたよ。

これに乗って再び鎌倉駅を目指しますが、続きはまた次回ですね。

すんません、いつもダラダラと長くなってしまって(謝)
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