羽後町 かどや食堂
確か今年の6月のこと。。。
かなり気温も高く、蒸し蒸しとした日でありました。
どこの街でも午後2時を回ると飲食店は一斉に暖簾を下ろします。
これは世の慣わしなので致し方なし。
しかし、なかなか朝早く起きられない仕事の自分みたいな職種の人間には、その時刻を過ぎると一気にお昼難民になる確率もかなり上がるわけです。
そんな我々を救ってくれるのは、何度も書いておりますが「食べログ」先生なのです。
この蒸し暑い日も困り果てた私は「先生」に聞いてみることに。
そして優しい先生は「かどや食堂」さんをご紹介してくださいました。
検索した場所から目と鼻の先でした。

まさに通りの角に佇んでおられる故からの店名と推測します。
きっと店主は「角谷」さんではないでしょう(爆)
なんとも外観から「一見さんお断り」みたいな雰囲気を醸し出しております。
つか、なかなか入りづらい妖気のようなものすら....←コラコラ
しかし、そんなことは屁でもない私は、駐車場もよくわからないのでそのへんに路駐してズカズカと店内へ。


入り口からすぐのテーブルが空いておりましたので、年季の入った木製椅子に腰掛けます。
そしてじっくりメニューとにらめっこ。


初訪デフォでしょうが、直感でここはチャーシューメンに!!
だってわずか100円増しですよ。
それにチャーシュー増しにして失敗したことがこれまでありません。
店主とおぼしきお父さんへ注文してしばし待ちます。
お客さんは昼過ぎということもあり自分のみ。
あっという間の着丼でありました。

これぞThe・田舎の食堂の中華そばではありませんか?
思わず小躍りしたくなるような丼顔であります。
そして恒例の直丼でのプースー啜り。
うんうん、しっかり熱いです。
激がついてもよろしいくらい。
これも嬉しい。
硬めでお願いした麺は?

ピンぼけですみませんが、こちらもしっかりと硬麺中細ストレート。
特筆すべきはチャーシューでした。

たまたまかもしれませんが、華月並の厚さでありました。
その上、いかにも昔っからの食堂的チャーシューらしいしょっぱめの味付けで、これまたストライク!!
ここでストライクバッターアウトなのでありますが、スープの温度のみならず、味もなかなかのもの。
化調に頼り切りの適当な出汁取りであれば、建物はここまで古くなりますまい。
地元の方々に深く愛される味だからこそここまで長年続けられてきたのでしょう。
このチャーシューメンですべてわかったような気がしました。
うまい!!
空腹の度合いを差し引いてもお釣りが十分にある美味さでした!!
帰宅後FBに投稿すると、やはり友達からは「ここは見かけと違って美味しいです」という評価がたくさん。
これはラーメンメニュー残り2つ(中華そばは除外してもいっすべ?笑)は近いうちに制覇さねまね!!
....と意気込んだ私は、その後本当に有言実行するのであります!!
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