鶴岡 琴平荘 試作ワンタン麺 後編
400回来ても(爆)このスタートダッシュの瞬間だけは緊張します。慣れません(笑)
別に急がなくてもいいのは知ってますが、つい競歩選手のように歩いてしまいます(笑)
フクオトコになるために走る若者と、ここはコースも心理も似ているかもしれません(笑)
座敷に入ろうとした瞬間、社長から声がかかります。
「シャッター長、写真!写真!」と。
厨房に入るのは…何度目か忘れましたが、ここも聖域です。緊張すべき場所です。が、今日はジラリとして入ってしまいました。すみません…
だって、今日は厨房内に最高に素敵な若者の笑顔があったので(^^)
つい引き込まれるように入ってしまいました…


はい、2014年5月14日のシャッター長写真です。
最高に贅沢なショットだと思います。A3くらいに引き伸ばして飾りたいと思います(^^)
その後、栗さんも入って超豪華なフォーショット!
鶴岡を代表する社長達の中に、本荘の極貧塾経営者が混じっていてもいいものでしょうか……。
この世の摂理がよくわからない今日この頃です(笑)

さて、やっと着席です。
今日は不在の○番テーブルさんに敬意を表して、2番テーブルに座りました

そしてオーダーは………。
社長のブログをガン見している人しかわからないであろう、ジャジャーン、琴平荘初のワンタン麺であります!!
なんと2食限定!(爆)



琴平荘さんの中華そばは、こちらから注文して自宅で食べることができます!!

このワンタンの誕生秘話などについてはここでは割愛しますが、社長のフェイバリット店、酒田の半月さんの店主・池田さんが大きく貢献していることは間違いない事実。
しかし、質感は酒田のそれではなく、ある程度の噛み応えのあるしっかりとした食感。
これに社長謹製の餡が包まれています。
噛んだ瞬間、シャリっというのはショウガ?ん、他の食感もありますぞ。栗さん曰く、あれも使ってるのでは?との推理。
よくあるひき肉だけのワンタンとは違います。確かに色んな素材が入っていますが、見えない~(泣)
これは後で直接社長に聞かなくては(^^)
たっぷりとスープを吸ったワンタンはまさに絶品。
社長はあまりできが良くなかったと言いますが、どうしてどうして。
栗さんも言っておられますが、来季が今から楽しみです

ワンタンばかりに気が集中してしまい、肝心の中華のことが疎かになってしまいましたが、誰よりも早く提供される(シャッター長の権限)は、いつもながらのネオクラシカル!
このためだけに往復230キロを苦もなく走られるというもの。
帰り際、厨房の社長に挨拶すると、中で修行僧あらため、英ちゃんがやはり最高の一杯を食べていました(^^)

本人曰く、今日は邪魔にならないようにしただけということですが、やはり週一の休みですらラーメン作りに没頭する姿勢は素晴らしいものがあります。
もしゆうべ飲みすぎて遅刻していなければ、琴平荘ラーメンのノウハウを一日で全て吸収し、またさらにすごいラーメンを作り出せうる職人だと思います。
これは言い過ぎでもなんでもなく、彼や龍横健のヒロさんのように、若くて凄い才能を持ったラーメン屋店主が多く存在する鶴岡、そして庄内。
この地区の最大の強みは、ベースにしっかりとした庄内のラーメンという味の特徴があること。
大勝軒で修行した英ちゃんが、地元の人の口に合わせて味を微妙に変化させているあたりからして、いかに庄内のラーメンを地域全体で愛しているか。支えているか。
残念ながら我が秋田にはそのような共通項がないように思われます。
「秋田のラーメンは個性的ですよね」
とよく言われるのがその確固たる証拠。
それはそれでいいと言う人もおりますが、やはり庶民の味の代表であるラーメンにはどこかしら共通項が欲しいと思います。
そんな意味において、山形、とりわけ庄内のラーメン文化が羨ましく思います。
帰宅途中、麺絆英さんの前を通った際、英ちゃんの車が止まってたので、つい寄り道

30分も話したでしょうか。
いかにしてこの先自分の店を繁盛させて行くべきか若いながらもしっかりとした考えを持ち、確かな目で将来を見据えているなと、いたく感心しました。
この男、只者ではないなと。
私も彼を見習って自分を見つめ直さねばなるまいと帰りの車中で思ったくらいです。
とにかく、最近見たことのないくらいのナイスガイ。
お願いですから誰か早く彼と結婚してあげてください(爆)

と、話は脱線(笑)してしまいましたが、琴平荘のワンタン麺は、社長が試作したものをたまたま私が行った際におまけとして入れてもらったのでありまして、当然ながら明日行ったからあるというものではありません。
どうしても食べてみたい方は、社長のブログをガン見して、いつワンタンを作っているのか、そのタイミングを見極めることです。
運が良ければ食べられる…というレベルですので悪しからず。
さて琴平荘さんの営業も残すところ2週間ちょいとなりました。
これを逃すとあと10月まで待たねばなりませんよ。
最後に、
琴平荘社長、ナギサドン、おかんさん、麺絆英社長、ハローズ鶴岡店社長、そして、マ田力社長(爆)、今日はありがとうございました!
みなさまに感謝申し上げます。
あっ!画伯から絵がもらえなかった(泣)
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